俳優の阿部サダヲが3日、NHK総合で生放送された情報番組「あさイチ」に出演し、現在放送中の連続テレビ小説「あんぱん」で、自身が演じる「ヤムおんちゃん」こと屋村草吉を「いい人」と自画自賛した。一方、同作で共演する江口のりこは、阿部の人柄を「絶対いい人じゃない」と否定。プライベートで仲がいい水上恒司からもクレームが入り、はしごを外された阿部が困惑する一幕があった。
同日放送された「あんぱん」では、ヒロインの父、朝田結太郎（加瀬亮）が死去し、のぶ（永瀬ゆずな）ら朝田家の面々が意気消沈。そんななか、風来坊のパン職人である草吉が朝田家を訪れ、焼きたてのあんぱんを差し出し、家族を励ますという展開があった。
「あさイチ」のスタジオでこの放送を見た阿部は「あの人、いい人でしたね」とにんまり。しかし、その後VTR出演した江口が、阿部の素顔について「めちゃくちゃ優しいんですよ。後輩の面倒見がいいし、私も助けられたことが何度も何度もありましたし」と語りつつ、「でもいい人ではない」と強調した。そして「楽しくお話させていただくけど、心のどこかで私は『安心しちゃダメだ』と思ってしまう何かがある。絶対いい人じゃない」と暴露し、阿部のことを「不良の先輩」と表現した。
続いてVTR出演した水上も「阿部さんの周りは、みんな好きになる」と人柄を絶賛したが、「でもこっちが好きになってきたな、『阿部さーん！』ってなりはじめたら、フッて消える。振り回させる感じですよね」とクレーム。また阿部が自宅に入れてくれないと嘆いた。
水上の訴えに対して阿部は「一回、（自宅の）角まで来られたことがあるんです、危なかったです」とコメント。そのうえで「本当に普通の家で、あの人が想像している家ではないので。あの人の理想像を崩したくないので入れたくないだけ」と弁明した。また江口の言葉には「屋村さん、いい人なので、江口さんに『いい人じゃない』と言われると困っちゃう」と苦笑い。「江口さんの相談もちゃんと聞いていますし、相談が多いですからね、あの人…」と困惑していた。
配信： iza!
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