元中日ブランコ氏、崩落事故で急死にSNS悲嘆「敵ながら見惚れてまうほど」

元中日ブランコ氏、崩落事故で急死にSNS悲嘆「敵ながら見惚れてまうほど」

プロ野球、中日などでプレーしたトニ・ブランコ氏がナイトクラブの屋根崩落事故に巻き込まれ死亡したと、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」など複数の海外メディアが4月8日(日本時間4月9日)に報じたことを受け、SNSでは日本のプロ野球ファンの間に悲しみが広がっている。

同メディアは、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴにあるナイトクラブ「ジェットセット」で屋根が崩落し、米大リーグで投手として活躍したオクタビオ・ドテル氏が死亡したと報道。ドミニカスポーツ省がブランコ氏もこの事故で亡くなったと発表したと伝えた。また、別の海外メディアは、ブランコ氏が天井の一部が落ちてきた際にオリックス時代の同僚だったエステバン・ヘルマン氏を突き飛ばして助けたという、ヘルマン氏の証言を報じている。

43歳の若さで亡くなったことにファンは動揺を隠せず、Xでは「割と落ち込んでいる」「ただただ悲しいわ…」と突然の訃報にショックを受けた人が続出。特に中日ファンからは「ブランコは俺のスターです」「どちゃくそ頼りになる主砲だったな」「あの頃の恐竜打線が懐かしいです」「CSでの逆転満塁ホームランはドームで見てましたが今でも忘れません」「大好きなドラゴンズを支えてくれた最高の選手だったよ…」と、4年間在籍し“恐竜打線”を支えた活躍を懐かしみ、その存在を惜しむ声があふれている。

一方、ライバルチームのファンからも反応が寄せられており、「当たればホームランて感じでずーっと怖かったな」「めちゃくちゃ打たれてる印象しかなかったな・・」「とんでもない打球音と遥か彼方へ消えていったホームランは一生忘れへんわ 敵ながら見惚れてまうほどやったわ」と、強烈な印象を残した打者としてのブランコ氏を称賛しつつ、対戦相手としての脅威を振り返る声が上がっている。

ブランコ氏は2005年にナショナルズでメジャーデビューを果たし、2009年に中日に入団。同年にはホームラン王と打点王に輝くなど、主軸として活躍した。2013年にDeNAに移籍後は首位打者と打点王の2冠を獲得し、2015年にはオリックスへ移籍。NPB通算8年間で750試合に出場し、打率.292、181本塁打、542打点を記録していた。

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