経験者たちにアンケート調査
不動産の情報提供サイト「イエコン」を運営するクランピーリアルエステートが、地方移住に関するアンケート調査を実施、その結果を発表しました。
調査は2024年11~12月、都市圏から地方に移住した経験のある男女276人を対象にウェブ上で実施したもの。
地方移住を考えたきっかけで最も多かったのは「ゆとりのある生活ができると思った」。移住先の決め手は「家族(親・親せき)が住んでいる」。また、地方移住をしてみての満足度は「満足している」が36.4%、「どちらかというと満足している」が40.9%と計7割超を占めました。「後悔している」は4.2%、「どちらかというと後悔している」は9.0%でした。
地方移住して良かったことで多かった回答は「自然が近くにあって触れ合える」「人混みから解放された」「家賃が安い」「通勤のストレスから解放された」「家族との時間や趣味の時間が増えた」など。
一方、移住先で孤独を感じたことがある人は36.6%で3人に一人の割合。また地方移住で後悔していることは、「後悔はしていない」が20.7%だったものの、以下「仕事が少ない」「想像以上に不便」「虫や雑草の多さ」「大人が遊べる場所が少ない(商業施設やお酒が飲めるお店など)」「人付き合いになじめない」などの回答が並びました。
地方移住をやめた人に、何年でやめたかを尋ねたところ3年以内が69.2%とほぼ7割を占めました。やめた理由は「生活環境の変化に適応できなかった」「買い物が不便だった」「交通手段が限られており移動が不便だった」などが上位に挙がっています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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