こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。おやつは、赤ちゃんにとって4回目や5回目の食事といわれています。「食事」と言われるとハードルが上がる感じがしますが、今日は、赤ちゃんにおやつを与えるときに大切にしたいポイントを4つお話しします。
おやつを与えるときに大切にしたい4つのポイント
1. ごはんの代わりになるものを選ぶ
ごはんの代わりになる食材を選びましょう。たとえば、おにぎり、さつまいも、じゃがいも、うどん、かぼちゃ、バナナなどなど。市販のお菓子なら米菓子がベストです。赤ちゃん用で販売されていても、味付けが濃いものもあります。味付けの薄いものを選びましょう。
2. 素材の味を生かしたおやつを選ぶ
手作りするとき、さつまいもやじゃがいも、かぼちゃなどをシンプルに蒸すだけでOKです。
3. 発達に応じたものを選ぶ
赤ちゃんの発達に合わせて、大きさやかたさなどを見ながらおやつを選びましょう。
4. 時間を決めて食べる
できるだけ、「泣くから与える」「グズったら与える」などのタイミングで与えないようにしたほうがいいです。食べる時間は1日の流れでだいたい決めておくようにしましょう。ダラダラ食べが習慣になると、虫歯の原因にもなりますし、食欲不振にもつながります。
幼児期以降のおやつのルールは?
離乳食期が終了し、幼児期に入ったら、おやつはどうしたらいいのでしょう?幼児期のおやつも同じです。なるべく4つのポイントを参考にしておやつを与えてください。ただ、幼児期は、お友だちからおやつをもらったりすることも多くなってきます。ですので、どこまでOKを出すか「わが家のおやつルール」をつくるといいと思います。
赤ちゃんにとって、4回目・5回目の食事であるおやつ。あまり難しく考えず、毎日続けられるシンプルなものにするといいと思いますよ。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)