シンク下を使いやすく!「無印良品」のファイルボックスで作る簡単&強度も安心の棚

おはようございます。

ライフオーガナイザーの河口美果です。

「シンク下の収納を使いやすくしたい!」。そんな悩みは、「無印良品」のファイルボックスで作る簡単棚で解消できます。DIYで棚を作るのは時間や技術が必要ですが、ファイルボックスの活用で、簡単に作ることができました。

今回ファイルボックスを選んだ流れと作り方のポイントをご紹介します。

■横にしたファイルボックスを重ねるだけ!

キッチンの片づけサポートに入らせていただいたお客さま、「シンク下のものを使うとき、何かをどかさないと取れない。使いにくい」とお悩みでした。スムーズに出し入れするには、収めたいものを独立させて収納できる仕組みが必要です。

シンク下で保管したい調理器具の大きさを測ると、「無印良品」の「再生ポリプロピレン入りファイルボックス」「スタンダードタイプ」「スタンダードタイプ・ワイド」に、それぞれがピッタリでした。ファイルボックスはシンプルなデザインなので横置きにして積み重ねることができ、限られたスペースを有効に使えそうです。

ただ、ファイルボックスは縦置きが基本のため、横置きでは強度が不足します。強度を上げる対策も合わせて行うことにしました。

■貼るだけ簡単!強度アップで安心な収納棚に

横置きでも重いものが安心して収められるように、板で補強します。ホームセンターのカットサービスを利用すれば、両面テープで貼りあわせるだけと簡単にできます。

【用意するもの】

「ダイソー」の「強力スポンジ両面テープ」

・天板用の板……ファイルボックスを横置きした面の大きさ(32×24cm)を1つのボックスにつき1枚

・支柱用の板……ファイルボックスの内側の幅の長さ

幅10cmのファイルボックスの場合、9.5cm×適宜(今回は3cm)を1つのボックスにつき2枚

※板の厚さは1cm以上が安心です

【手順】

1.ファイルボックスを横置きし、ボックスの四隅に合わせて天板用の板を強力スポンジ両面テープで貼る。その上にファイルボックスを貼り重ね、再度、天板用の板を貼る。この作業を必要な数だけ繰り返す。

2.ボックスの内側に支柱用の板を貼る

軽いものの保管なら支柱用の板なしでもOK。ボックスがたわむようなら補強が必要です。

今回は器具の出し入れをしやすいよう、天板の板の奥行きをファイルボックスより6cmほど長くし、簡単棚が奥に入り込まない工夫もしています。