ここ数年、日本で注目が高まっている数秘術。数秘術とは西洋占星術や易学等と並ぶ世界最古の占術のひとつで、生年月日や姓名を数に置き換え、特定の計算方法によって算出したパーソナルな数字からその人を分析します。数字は1〜9のひと桁の数字と、少し特別な意味を持つ11、22、33を合わせた計12種類があり、「現在数」「過去数」「未来数」の3つを軸に占います。
オトナミューズウェブではモデル・俳優として活躍しつつポジティブにメッセージを読み解いてくれる夕弥さんが数秘術を解説。毎月1日に月運の解説をお届けしています。今回は「現在数」2番について、さらに深掘りして教えていただきました。
毎月更新してきた数字深掘り企画も最後となりました。今回の数字は2になります。だいぶお待ちになられたかと思いますが、心優しい数秘2の皆さまは不満も言わず待ってくださったかもしれませんね。数秘2の性質を持つ人は、1900年代後半生まれの中では非常に少ない、希少な番号になります。悩み多きマスターナンバー11のベースにもなる数字ですので、数秘2の方はもちろん、数秘11を持っている方、まわりにそれらの数字が当てはまる人がいる方はぜひご覧ください。
数秘2は繊細な心を持ち、目の前にいる人を支えてあげたいと思う心優しい方々です。ただ人の気持ちを大事にしてしまいすぎて、自分の主張ができなかったり「No」が言えなかったりもしてしまいます。そんな数秘2を深掘りしていきましょう。
繋がりを生み出す数字! 数秘2の構造
何もないところに点がひとつあり、個が生まれ、始まりを表します。それが1でした。点がふたつになり、点と点を結ぶとそれは線となります。これが2です。自分だけだった世界に相手というものができ、繋がりを生みます。陰陽図のマークのように隠と陽であったり、光と影、善と悪など、ふたつの極のバランスで成り立っていることを表すのが2という数字です。男性性な1に対して2は女性性となり、能動的な1に対して2は受動的になります。
優しくて繊細さを持つ数秘2
目の前にいる人を支え、その人が目標を成し遂げるための手助けしたいと思います。他人を思いやることのできる優しい性格です。柔らかくて何でも受け入れてくれそうなので、ついまわりの人は話をしたくなってしまい相談を受けることも多そうです。共感力があり、目の前の人が辛かったり、悲しい思いをしていると自分も同じように体感してしまうため、話を聞いてるだけで苦しくなってしまいます。
寄り添うことが得意ですが、それが行き過ぎると誰かの側にいないと不安になったり、誰かに決めてもらわないと動けない、決断ができないなどの依存性も持ち合わせています。自分の意思は持っていますが、相手のことを自分のことのように感じる感受性の強さがあるため、自分の意見を抑えてしまいます。相手の意見と自分の意見、どちらを優先するかがわからなくなり、曖昧にしてしまうこともあるでしょう。周囲からは八方美人とか、本音が見えないと言われてしまうこともあると思います。
実は好き嫌いが激しいのに、白黒つけたり、どちらかを選ぶのが苦手です。おだやかで平和主義、争うことを避けるというよりは、手をとり合って仲よくすることを好みます。そのため、相反するようなモノや人に共通点を見出し、架け橋や繋ぎ役になることも多いでしょう。
非常に繊細で感受性が強く、相手が何を考えているか、欲しているかがわかるHSP(ハイリーセンシティブパーソン)の方も多いです。まわりを注意深く観察しているため空気を読むことが得意です。その分、自分も見られているのではないかと思い、周囲の目が非常に気になります。相手の顔色を伺ってしまい、自分の意見は主張しづらいです。協調性があり誰にでも合わせることができますが、全てを納得してるわけではなく、相手に嫌な想いをさせないために自分の意見を飲み込んでいることもあります。そのためストレスを溜め込むことも多いでしょう。側にいる人に影響を受けやすく感化されやすいので、友だちやパートナー選びは慎重にしたいところです。
配信: オトナミューズウェブ