飼い主が愛犬にイライラしてしまう瞬間とは?起こりがちな状況から対処法までご紹介

飼い主が愛犬にイライラしてしまう瞬間とは?起こりがちな状況から対処法までご紹介

愛犬のことが大好きなのに、ついイライラしてしまって声を荒げたり、ヒステリックになってしまうことはないでしょうか。愛犬に悪気がないのは分かっていても、イラつく感情を抑えるのは難しいものです。犬の飼い主さんが、愛犬に対してついイライラしてしまいがちな状況を紹介し、そういった場合の対処法についてご紹介します。

飼い主が愛犬にイライラしてしまう瞬間

突然吠え始めて止まらない

ちょっとしたことで愛犬が吠え始め、飼い主さんが止めても吠え続けてしまういった状況になることがあります。

犬の声は遠くまで響き、犬の声を聞くと恐怖を覚えるという方もいます。周囲への配慮として、早く静かにさせたいと思う瞬間です。しかし、言うことを聞かずにいつまでも吠え続けられたら、イライラして感情的になるのも仕方のない状況かもしれません。

留守番時の粗相

朝、早起きして散歩に連れて行き、食事をさせて室内の安全を確認してから出勤。終日働き疲れ果てて帰宅したら、リビングに愛犬の粗相を見つけた。そんな瞬間は心が折れ、後片付けをしながらイライラするのも無理はありません。

散歩中に歩かなくなる

犬は散歩が好きだと思っている方が多いですが、中には散歩の途中で歩くのを嫌がって歩こうとしなくなる子がいます。しかし、嫌がるからとそのまま抱いて帰ってしまっては、運動不足となりその子の健康には良くありません。

朝の出勤前や疲れていて早く家で休みたい時などになかなか歩かないと、イライラして感情的になってしまったり、リードを強く引っ張ったりしてしまう飼い主さんもおられるでしょう。

飼い主がイライラすることの愛犬への影響

先にご紹介した瞬間を整理してみると、飼い主さんが愛犬に対してついイラッとしてしまうのは、下記のような状況の場合に多いということが分かります。

周囲に迷惑をかけてしまうような状況
飼い主さんご自身が少しネガティブな気分になりやすい状況
愛犬が指示に従わず、次の予定に影響が出てしまうような状況

つまり、イラっとするきっかけは愛犬の行動ではあるものの、ベースとして飼い主さんの心理状態が大きく影響している可能性が高いということです。

また、犬は飼い主さんの感情の機微を敏感に察知し、共感することが得意な動物でもあるため、飼い主さんのイライラが、愛犬に伝染してさらに状況を悪化させたり、これまでの信頼関係を壊してしまったりする可能性もあり得ます。

ついイライラしてしまった場合、飼い主さんはその瞬間の状況や自分の感情に流されることなく、かつ愛犬にイラついている感情を見せないように対処することが肝心です。

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