サンタからのプレゼントはなく家族でプレゼントし合う
ネット掲示板にサンタに関する質問をした親御さんがいます。投稿主には幼稚園の年中の長女と下に2人、合計3人の子どもがいるそう。
クリスマスはサンタからではなく、「親から」と説明してプレゼントを渡し、子どもからも手作りのプレゼントをもらったりしている様子。
しかし、子どもたちの友だちにはサンタがいる状態で、「なんでうちにはサンタが来ないの?」と子どもが疑問を持っているのだとか。そんななかで、投稿主は「なんで子どもにサンタを信じさせるのか?」ということが悩みに…。

サンタを信じられるのは子どもの特権だから
前述の投稿主の疑問に対して、さまざまなコメントが寄せられていますが、その多くは「子どものため」のようです。いまとなっては子どもを持つ親でも、昔はサンタを信じていて、親がこっそり枕元にプレゼントを置いてくれた。そんな楽しかった思い出を自分の子どもにも残したいという理由があるようです。
また、大人になってしまうと、「トナカイが空を飛ぶ」ということは、まず信じられないもの。小さな子どもしか信じることができないのだから、一時だけでもそういった夢を見させてあげてもいいのでは? という声もあり。
他にも、クリスマス前にワクワクしていたり、当日の朝にプレゼントを見つけてはしゃいでいるわが子を見たいという親心もあるようです。
親としては、子どもに嘘をつかずに真実を教えることも大切ですが、サンタのような例外もあるのかもしれません。
(文・山手チカコ/考務店)
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