子どもの好きなものを用意しておく
もっとも簡単でお金がかからない方法が、子どもの好きなもので気を紛らわせること。たとえば、タブレットで子どもの好きな動画を見せたり、テレビで録画しておいた番組やDVDを流したり。他には、絵本やおもちゃを持たせて、夢中になっている間にささっと散髪しているようです。
また、こちらは賛否両論ありそうですが、“ものでつる”方法。「散髪が終わったらお菓子を食べようか」など、髪を切ったらご褒美が待っていることを伝えて、散髪するのもひとつの手段なのだとか。

パパが散髪のお手本になる
前述以外の方法では、子どもの散髪をする前に、ママがパパの髪を切って見せて、「パパかっこよくなったかな?」と子どもに聞いてみるのもあり。先にパパの髪をカットすることで、「散髪=怖くない」と覚えさせると同時に、「パパがやってるからマネしたい」という子どもの気持ちを上手に活用するといいそうですよ。
他にも似たような方法では、子どものヘアカットにも対応している理容室や美容室に行って、一度だけプロに髪を切ってもらう方法。子どもにも慣れているから、手早く切ってくれて仕上がりも◎。終わったら「可愛くなったね!」と褒めてあげて、髪を切る楽しさをわかれば、今度からはママの散髪にも喜んでくれることがあるといいます。
大人では楽しいことも子どもにとってはよくわからなくて「なんだか怖い…」ということはたくさんありますよね。そんなときは、焦って無理やりやるよりも、まずは“楽しさ”を知ってもらうことから始めてみるのがいいかもしれませんね。
(文・山手チカコ/考務店)
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