タコは夏バテ対策にぴったりの食材!
今回のボロネーゼのメイン食材「タコ」には、肝臓の機能を高めるタウリンという成分が含まれています。肝臓といえば「アルコールを分解する臓器=お酒好きな人がケアする臓器」というイメージが強いかもしれませんが、実は肝臓は夏バテと大きく関係しているそう。
乱れた食生活や運動不足など不規則な生活を送り続けていると肝機能が低下し、身体にとって毒になる食品添加物やアンモニアが上手く解毒・排出されなくなり「身体がだるい」「食欲不振」「頭がぼーっとする」「眠れない」といった不調を引き起こしやすくなります。
また夏場は、ついついアイスやそうめんなど手軽に食べられる冷たいものを欲してしまいがち。暑い夏を元気に乗り越えるためにも肝機能を向上させるタウリンをはじめ、タンパク質・ビタミン・ミネラルなど、バランスよく補給しながら食生活を見直すと共に、生活習慣の改善を実践していきましょう。
タコミンチのボロネーゼの作り方
ボロネーゼは一般的に牛ミンチや合挽き肉を使用していますが、今回は夏バテ対策に最適なタコミンチ(タコを細かく刻んだもの)を使ってみました。
タコミンチはお肉よりも歯ごたえがしっかりしているので、咀嚼回数が増えることで満腹感を得られると同時に食欲を抑えることにも繋がるでしょう。
〜タコミンチのボロネーゼ〜
<材料>
・パスタ 200g
・茹でタコ(足) 200g
・玉ねぎ 1/2個
・にんじん 1/2本
・セロリ 1/2本
・にんにく 1片
・トマト缶 1缶
・料理酒 大さじ1
・赤ワイン 大さじ2
・コンソメの素 1個
・塩胡椒 適量
・オリーブオイル 大さじ2
・粉チーズ お好みで
<作り方>
1. タコは5mm角に細かく切ります。
2. 玉ねぎ・にんじん・セロリ・にんにくをみじん切りにします。
3. フライパンにオリーブオイルをひき、2を投入します。全体的にしっとりするまで弱火で10分ほどじっくり炒めます。
4. にんにくの香りが立ったら1のタコミンチを炒めていきます。全体的に油が回ったら料理酒を加え、30秒ほど煮詰めていきましょう。
5. 4と赤ワイン、トマト缶、コンソメの素を鍋に入れて弱めの中火にかけます。ふつふつと煮立ってきたら塩胡椒で味を整えます。
6. 5に蓋をしたら水分が程よくなくなるまで15~20分程弱火で煮込みます。焦げないように時々かき混ぜましょう。
7. アルデンテに茹で上げたパスタを6に投入し、ソースに絡めます。
8. 7をお皿に移し、お好みで粉チーズをトッピングして完成です。
冷蔵庫で2〜3日間保存できるので、まとめて作り置きしておくのもおすすめです!
この機会にタウリンたっぷりのタコを食べて夏バテに負けないお肌と身体を手に入れてみてはいかがでしょうか?