こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。今日は大人の料理でも使えると便利なマヨネーズのお話。赤ちゃんはいつからマヨネーズを食べられるのでしょうか?マヨネーズのことを少し調べてみましょう!
マヨネーズはいつから食べられる?
サラダ、炒め物などなど、さまざまな料理に使えるマヨネーズ。マヨネーズの原料といえば、植物性油脂、卵、酢、塩です。離乳食インストラクター協会では、マヨネーズは1歳半を過ぎてからを推奨しています。その理由は、「油が多い」「生卵からできている」この2つの理由からです。
幼児期になっても当てはまることですが、とくに離乳食期は、だしと素材の味を赤ちゃんに味わってほしいからです。調味料はしょう油と味噌を中心に風味をつける程度に使用します。あえて、マヨネーズを使わなくてもいいかなと思っています。
マヨネーズを使うときのポイント
マヨネーズを使うときは、ぜひ以下のポイントを参考にしてください。
少量だけ使う
マヨネーズを使うとき、量は大人が決めましょう。たとえばわが家の失敗談。チューブのまま食卓に置き、子どもたちに自由に使わせていたら、お皿いっぱいにマヨネーズを出して、ブロッコリーにベタベタつけて食べていました。マヨネーズは、料理にすでに和えている状態で食卓に出すと安心かなと思います。
ごくたまに
油が多いため、頻繁にマヨネーズを使うことはおすすめできません。これは、大人にも言えることではないかなと思います。
実は私、マヨネーズ好きなんです。子どもが生まれるまで、サラダには何でもマヨネーズをかけて食べていました。でも、子どもが生まれてからは、サラダはしらすやコーンと塩少々など、素材の味で楽しめるものに変化させました。子どもが小学生になった今もこれを続けています。そして、マヨネーズはごくたまの楽しみとして冷蔵庫においています!
みなさんも、各ご家庭のマヨネーズルールをつくってみるのもいいかもしれませんね。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)