出産で「痛い!」と感じるのはいつ?
妊娠5カ月だという女性。この女性も、「鼻からスイカ」「生理痛の5倍」といった表現を聞いてもピンと来ていない人のひとり。出産を控えた今、そんな噂を聞いて不安なのかもしれませんね。先輩ママたちに、「出産で痛いと感じる瞬間はいつですか?」と質問しています。

「陣痛」がもっとも痛い!? 痛みは「下痢」に似ている
この投稿には、痛い瞬間だけでなく、どれくらい痛みが続いたかなど、様々な意見が寄せられています。いくつかピックアップして紹介しますね。
【痛みを感じる瞬間】
「陣痛は最初は弱い痛みから徐々に痛みがひどくなってきました。陣痛があまりに痛かったので出産後の後産(おなかの中をきれいにする)は『もう身体にふれないで・・・』状態でした」
「陣痛の間隔が5分位の時からが一番つらかったです」
痛みを感じる瞬間については、「陣痛」を挙げる先輩ママが多い様子。ほとんどの人が「陣痛」がもっとも痛かったと感じているようで、そこを乗り越えれば楽と感じているようです。
陣痛の痛みについては、「変な食べ物に当たったときのような痛みが短時間、断続的に長時間続くのが辛かったです。生理痛のような鈍い痛みじゃなかったです」、「生理痛に似た強い痛みは陣痛が始まる合図みたいなものかなあ」「突然、腰が砕けるほどの痛みが数秒間続いておさまりました」と、感じる痛みもそれぞれ異なるよう。痛みを感じる部位は「腰」という人が多い印象ですが、なかには体の痛みよりも、呼吸が苦しかったという人も。
また、「下痢」に似ていたというコメントも多数。陣痛の最初の頃はあまりに「下痢」に似ていたため、「楽勝かも」「トイレに駆け込みたい」といったコメントも散見されました。
陣痛の痛みは記憶している人が多いようですが、出産の痛み(いきんで赤ちゃんを産み落とす時の痛み)は忘れている人が多いよう。というのも、あまりに必死すぎて記憶が飛んでいる(?)ようなのです。
このように痛みの表現や感じ方は人それぞれではありますが、「生まれた赤ちゃんを初めて抱く感動と自分の頑張りは忘れられませんよ」というのは、どの人も共通。周囲の人に痛み・つらさをわかってもらえないのはもどかしいものですが、ポジティブに考えれば「ママにしかわからない赤ちゃんとのつながり」ともいえそうです。
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)