こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食を進めるときに多くのママたちが気になる「この食材いつから食べられるの?」。今日は卵についてです。卵が離乳食に取り入れられるようになるとメニューの幅が広がって重宝します! そんな便利な卵、赤ちゃんはいつから食べられるのでしょうか?
卵を食べられるようになるのはいつから?
卵を食べ始めるのは、離乳食中期(7カ月以降)が目安です。卵を食べるとき気を付けることは以下の4つです。
固ゆですること
半熟にならないように、ゆで卵の黄身までしっかりと火を通します。
黄身から食べること
黄身よりも白身のほうがアレルギーの原因になっていることが多いようなので、ゆで卵の白身をとり除き、黄身から与えます。
小さじ1から始め、じょじょに量を増やすこと
卵はアレルギー表示義務7品目のうちのひとつです。ほかの食材よりも少し慎重に与えてください。まずは小さじ1弱からスタート。心配ならほんの少しでもOKです。食べ進めて、元気なら日数をかけて多くしていき、1カ月くらいを目安に白身も取り入れていきましょう。
温泉卵や半熟卵は幼児期以降でも
離乳食はしっかり火を通したものが安心です。1歳からOKとも言われていますが、心配なら幼児期以降にしてもいいですね。食べるなら新鮮なものを用意してあげましょう。生卵はNGです。
文章の中に何度かアレルギーの文字が出てきました。離乳食を進めていくなかで、不安になることのひとつですね。アレルギーの心配がないお子さんに対して、アレルギーが気になるので卵を食べさせないということは現在推奨されていません。不安があるときは、小児科医などに相談し、離乳食を進めてくださいね。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)