【演技派!?】子どもが嘘泣き…どう対処する?

第1486回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
子どもって、大人とは違って理由を説明してもなかなか事情をわかってくれるわけではありませんよね。したいと思ったことはしたいし、欲しいものは欲しい。その目的を果たすために、時には嘘泣きをすることもあります。ママやパパにしてみれば明らかに嘘泣きだと気付いていることが多いものですが、望みを叶えてあげるべきか否か、迷ってしまうことはありませんか?

子どもが嘘泣きをする理由は?

そもそも、なぜ子どもは嘘泣きするのでしょうか? おもに考えられるのは、以下のような理由 。

(1) ママやパパの気を引く
たとえば、弟や妹が生まれたとき。特に出産してすぐには、どうしても下の子に手がかかりがちになってしまいます。自分にもかまってほしい…そんな想いから嘘泣きすることもあるのだとか。

(2) 自分の身を守る
多くの場合、子どもが泣いているときって大人たちは優しく接しますよね。自分が悪いことをしたときなど、怒られるのが嫌なので、嘘泣きすることで怒りを同情に変えるテクニックとして嘘泣きをすることも。

(3) 自分の主張を通そうとする
「あれがしたい」「これが欲しい」など、子どもは何かを実現したいと思っていても、さまざまな事情からその要求が通らないこともあります。ただ「○○したい」と言うだけではどうにもならなそうなときに嘘泣きすることで、自分の思い通りにしようとするケースもあるそうです。

【演技派!?】子どもが嘘泣き…どう対処する?

嘘泣きされたらママはどうすれば…?

おそらく、ほとんどのママが子どもの嘘泣きを経験していると思いますが、みなさんどのように対処しているのでしょうか? ネット上の意見を以下にまとめます。

「嘘泣きの理由は『優しくしてほしい』とか『慰めてほしい』とかなので、肯定して頭を撫でる」
「『オオカミ少年』の話をして、嘘ばかりつくと肝心なときに信じてもらえなくなるとやんわり伝える」
「否定はしないけど、嘘泣きでわがままを許すことはしない」

このように、その対処法もさまざま。ひとくちに「嘘泣き」といっても、その理由は若干異なるものですが、きっとママはその理由もお見通しなのでは? 甘えたくて嘘泣きするなら甘えさせてあげる、単なるわがままなら要求は飲まずに「オオカミ少年」の話を聞かせるなど、ケースバイケースで対処すると良いのかもしれませんね。
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)

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