こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食に使う魚で手軽な魚といえばしらす。しらすを離乳食に使うときは、沸騰したお湯の中にいれてゆがき、塩分を抜くという下処理をしますが、ほかの魚はどうしたらいいのしょうか?
今日は、しらす以外の魚の調理方法のお話をしますね。
知っておきたい離乳食の魚の調理法
骨をとり除く
魚には、骨がありますね。赤ちゃんは自分で骨をとり除くことができませんので、口に入れる前に骨をとってあげましょう。
① 調理前に骨をとる
② 調理中、器に入れるときに骨を確認
③ 食べる前に骨を確認
私の保育所ではこのように3段階で確認するように心がけています。
皮をとる
赤ちゃんには食べづらいので、魚の皮も取りましょう。
骨が多い魚は離乳食に使わない
わかさぎやウナギなど、小さい骨が多くてとり除きにくい魚は、あえて離乳食に使わなくていいと思います。
臭みとり
臭みが気になる魚は、サッとお湯をかけるといいでしょう。また、1歳を過ぎていれば、ほんの少量塩を振り、キッチンペーパーで包むだけで臭みが取れます。蒸したり焼いたりすると、ほのかな塩味がして、そのまま味付けしなくても食べることができます。
血合いは避ける
血合いが気にな魚といえば、ブリでしょうか。血合いは栄養がありますが、臭みが少し気になります。赤ちゃんには、食べやすい部分を与えるようにしましょう。
魚は良質なたんぱく源。DHAやEPA、カルシウムなど、栄養が豊富です。ぜひ離乳食に魚料理を取り入れてみてくださいね。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)
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