その1●「イタリアン風チーズタッカルビ鍋」
【材料 4人分】
・鶏肉(もも)…2本程度
・ジャガイモ…3~4個
・タマネギ…1個
・キャベツ…1/4個程度
・にんにく…1片(チューブでもOK)
・トマト缶…ダイスカット1缶
・スライスチーズ…3~4枚
・白ワイン…500ml
・塩…適量
・こしょう…適量
・砂糖…適量
・オリーブオイル…適量
・バジル…あれば
【作り方】
(1)キャベツはひと口大にざく切りに。ジャガイモは厚さ5mm程度に輪切りにして半分に、タマネギはみじん切りに。それぞれを切り終わったら、耐熱ボールに入れてラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。鶏肉はひと口大に切っておく。
(2)鍋にトマト缶を入れたら(1)の鶏肉以外の野菜を入れて煮る。
(3)別鍋に白ワインを入れ、加熱しながらちぎったスライスチーズを入れ溶かしておく。
(4)フライパンにオリーブオイルをひき、すりおろしたにんにくを入れたら、鶏肉に塩こしょうを振り炒める。鶏肉にあらかた火が通ったら、フライパンの両端に鶏肉を寄せて、(2)の野菜も同様に端に。真ん中に(3)を流し入れたら完成。最後に(3)のソースの上にバジルを散らすとキレイです。
【ポイント】
「コチュジャンはちょっと辛くて食べられないお子さまでも、イタリアン風にすればおいしく召し上がれます。フライパンの代わりにホットプレートを使っても楽しいですね」(佐々木さん、以下同)
その2●「サラダチキンでエスニック鍋」
【材料 4人分】
・サラダチキン…1~2個(なるべくシンプルな味付けの物を)
・パクチー…食べたいだけ
・もやし…1/2袋
・レタス…1/2個
・かまぼこ…8切れ分程度
・ニンニク…1片
・ナンプラー…大さじ2
・しょう油…小さじ1
・だし汁…5カップ程度(鍋に合わせて調整を)
・ごま油…小さじ1程度
【作り方】
(1)レタス、パクチーはひと口大にちぎり、かまぼこはあらかじめカットしておく(おせちのあまりでOK)。
(2)鍋にだし汁、ナンプラー、しょう油、スライスしたニンニクを入れ煮立たせたら、(1)でカットした野菜ともやしを入れてひと煮立ち。
(3)野菜に火が通ったら、ほぐしたサラダチキンを投入し、パクチー、かまぼこを散らして軽く火を通す。
(4)最後にごま油を回しかけて完成。
【ポイント】
「かまぼこが冷蔵庫のなかで余っている場合、鍋で使ってしまいましょう。色味もキレイです。さらに、レモン汁などを入れると、酸味が出てエスニック感が強まります」
その3●「時短!トマトハンバーグ鍋」
【材料 4人分】
・合挽肉…400g
・パン粉…1/2カップ程度
・タマネギ…1個
・ブロッコリー…1房分
・ニンジン…1本
・塩…適量
・こしょう…適量
・ナツメグ…あれば
・水…500㏄
・トマト缶詰…1缶
・カレーやシチューの素…適量
【作り方】
(1)タマネギの半分をみじん切りにし、耐熱容器に入れたらラップをして電子レンジで加熱。冷ましたものを合挽肉、パン粉、塩、こしょう、ナツメグと混ぜ合わせハンバーグを作る。時間がなければ出来合いのハンバーグを使ってさらに時短。
(2)ブロッコリーは食べやすい大きさに、ニンジンは乱切り、残ったタマネギはくし切りにし、耐熱容器に入れ電子レンジで加熱します。
(3)鍋に水を入れたらトマト缶詰を入れ加熱。そこに余っているカレーやシチューの素を入れ、溶かしたらハンバーグを入れ、蓋をしながら火が通るまで弱火で煮込む。大体火が通ったら、周囲に(2)で加熱した野菜を散らし、ひと煮立ちさせれば完成!
【ポイント】
「ナツメグは子どもの場合、好みがわかれるところです。味付けは、お子さまが好きなカレーやビーフシチューなどのルーを利用すれば簡単。冷凍庫の奥底で余っていたら利用しましょう」
鍋を作りすぎて飽きちゃった…と感じている人は少なくないでしょう。でも、鍋のレシピはまだまだ奥が深そう。変わりダネお鍋、あなたの家庭でも試してみてくださいね。
(文・団子坂ゆみ/考務店)