「ありがとう」くらいは言うべき
多くの意見は、夫の不満に対して肯定的で、「そんな妻では働き甲斐がない」といった意見や、「夫婦生活がなれ合いになってしまって、感謝の気持ちを忘れられているのでは?」といった意見が多く集まっていました。
なかには「夫に対して失礼」、「妻としてどうなのか?」と少しきつい言葉で妻を責め、いくら家事や育児が大変でも、ねぎらいの言葉や「ありがとう」くらいは言うべきという意見も出ていました。

収入は事務的に処理するだけ?
一方で、お金はローンや教育費など、計画した支出先が決まっていて事務的に処理するだけなので、特にボーナスの支給日を特別扱いする必要はないという意見や、テレビや新聞などでボーナスの平均支給額が報道されるので、それよりも大幅に多くもない限りは、普通としか感じられないという、夫にとっての厳しい意見も。
感謝しあえる夫婦関係が必要
夫の気遣いされることが当たり前という態度への批判も出ていました。相談者の家庭では1歳2カ月の子どもがいることから、ママとして余裕のない時期であり、妻の子育てへのストレスなどを心配する声も。結果的に、夫の妻への気遣いも足りていないのでは? と心配する声も。
子育てをするママへのねぎらいは軽視されがちですが、それと同様にパパの仕事へのねぎらいも軽視されがち。ママ目線ではただの生活サイクルの一部に過ぎない賞与の支給日でも、パパにとっては一生懸命働いた成果を胸を張って持って帰れる日です。普段「ありがとう」を言っていない人はこういった機会に伝えてみて、お互いに「ありがとう」を言い合えるきっかけにしませんか。
(文・姉崎マリオ)
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。