依頼?自作?年賀状の作り方いろいろ

依頼?自作?年賀状の作り方いろいろ

第3回 今さら人に聞けない、年賀状のマナー
そろそろ来年の年賀状の準備を考える時期。自宅のプリンターで印刷するか、デザインだけは自分で作って業者に印刷を依頼するか、元々のフォーマットに準じた印刷を依頼するか…。
●フリー素材を活用して自宅で作成
インターネット上には無料のデザインサイトがたくさんあるので、お気に入りのデザインを探してダウンロードすれば、自宅で簡単に年賀状が作成できる。出す枚数の少ない人や、少しでもリーズナブルに年賀状を作りたい人向けだ。年賀状作成専用ソフトがなくても、「Microsoft Office Word」の「差し込み文書」タブにある「はがき印刷」を利用すれば、「宛名面の作成」や「文面の作成」をサポートしてくれる。

●プロの業者に依頼する
自分でレイアウトを決めたりするのが苦手な人は、業者に丸ごと依頼するのがオススメ。子どもの写真など、自身で撮影した画像を年賀状に使えるほか、イラストのテンプレートがたくさん用意されているので、気に入ったデザインを選ぶこともできる。業者への依頼は、店に行って依頼する「お店プリント」と、ネット上から注文できる「ネットプリント」がある。

▼カメラのキタムラ
店頭だけでなく、インターネットやスマホからも申し込み可能。「デザイナーズ年賀状」や「オリジナル年賀状」など、さまざまなタイプをラインナップ。
http://www.kitamura-print.com/

▼プリントパック
インターネットから注文。プリントパックが用意したデザインを選んで作る方法と、自分が用意したデータで作る方法がある。
https://www.printpac.co.jp/

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●スマホのアプリを活用
最近はスマホから年賀状を作成できるアプリが増えている。アプリで年賀状を作成後、自宅に届けてくれるサービスや、なかには投函までお願いできるものも。スマホで撮った画像をそのままレイアウトに組み込むこともできるので、PCへ転送する手間も省けるのもメリットだ。

▼スマホで年賀状・ネットで年賀状
https://net-nengajo.jp/

▼ノハナ年賀状
http://nenga.nohana.jp/
どちらもテンプレートから好きなデザインを選び、コメントなどを入れればオリジナルの年賀状ができる。

このほか、最近では富士フィルムが年賀状にスマートフォンをかざすと動画が再生される「うごく年賀状」のサービスをスタート。これは、AR(拡張現実)の技術を使い、写真年賀状に再生用アプリを起動したスマホをかざすと、写真に紐づけられた動画が再生するというものだ。紙とネットが融合し、年賀状の世界も進化している。

サービスを上手に活用し、年賀状作りをスムーズに進めてみては?
(北東由宇+ノオト)

お話をお聞きした人

中山みゆき
中山みゆき
冠婚葬祭マナーガイド
All About冠婚葬祭マナーガイド。冠婚葬祭サイトの運営に携わり、マナーのアドバイスや情報発信を行なうほか、雑誌や新聞などのメディアでも活躍。
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