あまりがんばりすぎると、“作ること”が“仕事”になってしまうので(笑) おかずの一品一品はどれも簡単にでき、シンプルなものばかりです。そこで重要となってくるのが、“盛り付け”。とりあえず今日作ってみた「チーズ風味のちくわ弁当」で、まずは私の“こだわりポイント”をご紹介してみましょう。
POINT1:お弁当箱にこだわろう
この和風テイストの二段弁当箱は、今一番のお気に入り。息子の登校用の斜めがけバッグに収まりが良くて、しかも軽い! 素敵なお弁当箱と出会ったら、その瞬間「なにをどんなふうに詰めようかな…」といったイマジネーションが次々と湧いてくるんです。
POINT2:定番のゆで卵は切って詰める
ゆで卵の尖ったほうの白身部分を2ミリほど切り落として平らな面を作ると転がりにくく安定します。そして反対側を黄身が顔を出す程度に、弁当箱の高さに合わせて切ります。黄身の上にノリとゴマで顔を描けば、よりハッピーなお弁当に。
POINT3:プチトマトはピックに刺して
プチトマトやうずらたまごのように、小さくてコロコロしやすい食材は、ピックに刺せば食べやすくなって、詰め合わせもしやすくなります。
POINT4:ブロッコリーにマヨネーズを使わない
マヨネーズ代わりに、たとえばカッテージチーズを使えばフタにくっつかないし、カルシウムも摂取できます。
POINT5:サラダ菜を器として使う
彩りのアクセントとおかずの器としての役割を兼ねるサラダ菜を使います。葉が舟型で、おかずを乗せやすい。食べられるから環境にも良いですよね(笑)
POINT6:ご飯のふりかけは斜めに盛り付ける
ふりかけを食べたいときは角の部分を、おかずとご飯を食べたいときは中央部分を、食べる人の気持ちを考えて食べやすくしました。ご飯全体にふりかけるより見栄えも◎。
では次に、「具だくさん詰め合わせ弁当」で、私のなかではもっともベーシックな“詰める順番”をご紹介しましょう。
1. ワックスペーパーを敷く
ワックスペーパーを少し斜めにして敷き、角に合わせて折り目をつけます。お弁当箱が汚れにくいし華やか。左側は「卵ゾーン」。玉子焼きならお弁当箱の高さに合わせてカットします。
2. シリコンカップを使って右側を埋める
右側は「サブのおかずゾーン」。シリコンカップに常備菜やサラダなどを入れてから、ストンとはめ込みます。
3. サラダ菜を使って中央を埋める
サラダ菜の登場! 敷いてから「今日の主役ゾーン」である中央に主菜を詰めていきます。
4. すき間を小さな野菜で埋める
すべてを詰め終わってから、どうしてもできてしまうすき間をトマトや塩ゆでのブロッコリーなどで埋めれば完成!
いかがでしょう。なんとなくこんなパターンを決めれば、盛り付けも簡単で見た目もワクワクするので、台所に立つのも楽しくなると思いません?