下痢の痛みを和らげる
下痢は、痛みの原因がはっきりしているものとしないものがあります。特に子どもがお腹を下したときは、何が原因なのかが分からず、ママを悩ませてしまうことも。そんな時には精油(エッセンシャルオイル)でのケアがおすすめです。「オレンジ・スイート」や「パルマローザ」「バジル」など、植物のエッセンスが穏やかに働きかけてくれそう。そして痛みを落ち着かせて、腸の調子を整えてくれるでしょう。
精油は「スイートアーモンドオイル」などの植物オイル(キャリアオイル)で希釈して、手のひらで温めたオイルを腹部に時計回りに優しく塗布してください。その後、ホットタオルでお腹を暖めるのも効果的です。子どもには背中の下部(腰の辺り)にも塗布するといいですよ。気分的に不安定な場合は、プチグレンもおすすめです。
※ 感染性の疑いがある場合には医療機関での受診もお忘れなく。
精油のブレンドレシピ「下痢」
30mlのアロマトリートメントオイルの作り方
【用意する物】
精油
・オレンジ・スイート 2滴 (腸の蠕動運動を活発に)
・パルマローザ 2滴 (腸内細菌のバランスを整える)
・バジル 1滴 (軽い痛みを和らげる)
・[注1] プチグレン 1滴 (自立神経のバランスを整える)
植物オイル(キャリアオイル)
・スイートアーモンドオイル 30ml (希釈用)
【作り方】
スイートアーモンドオイルを遮光ビンや小さめのガラス瓶などに注ぎいれ、そこへ上記の精油(オレンジ・スイート、パルマローザ、バジル、プチグレン)を垂らす。ビンを軽く回すなどしてかき混ぜれば出来上がり。プチグレンを入れない場合、オレンジ・スイートもしくは、パルマローザを1滴多めに入れてもいいでしょう。
(※注参照)
薬に頼らない体づくり
下痢などは精神的に沈んでいるときにも起こりますから、子どもの場合、暖かなママの手で直接塗布することはスキンシップにもなり、とてもいいこと。さらにお腹の痛みに優しく作用するといわれている「カモミールティー」などを飲めば、内と外の両面から働きかけることができます。普段からお腹を壊しやすいなら、室内芳香で免疫力アップを心がけるのもおすすめです。
※ カモミールはキク科の植物です。アレルギーにご注意ください。