ママがいない!幼稚園で泣く前にしておきたいこと

ママがいない!幼稚園で泣く前にしておきたいこと

第3回 はじめての幼稚園生活「ココ」が心配!
いままでママといるのが当たり前だった毎日。幼稚園生活が始まれば大好きなママと離れなくてはなりません。心細くて泣いてしまうのではないかと心配になりますよね。いまからどんな風に準備しておけば、スムーズに園生活に入れるでしょうか?

泣く子ども

楽しいイメージ作りを

子どもが幼稚園に対して不安な気持ちを持つと、実際に入園してから泣いてしまって大変、ということもありえます。先に幼稚園に対する楽しいイメージ作りを子どもにしてあげましょう。入園が決まっている幼稚園の様子を見学したり、絵本やDVDなどで幼稚園生活の楽しさを伝えたり、一緒に準備品をそろえたりなど、ひとつお兄ちゃんお姉ちゃんになって楽しいことがたくさん待っているんだよ、ということを教えてあげましょう。ただし、言いすぎると逆にプレッシャーになってしまうこともあるので、子どもの様子を見ながら徐々に進めていきましょう。

集団生活を経験させる

機会があれば、幼稚園のプレスクールや幼児教室、市区町村が行っている無料の子ども向け体操教室など、同年代の子どもが集まる場所へ参加させてみましょう。集団生活のイメージがつきやすくなりますし、ママも子どもの様子を知ることができます。

甘えたがっている時はとことん甘えさせる

新生活の気配にナーバスになる子どももいます。いつもより甘えてくるようであれば、しっかりと受け止めて「ママはいつでも側にいるよ」ということを教えてあげましょう。家庭での安心感が、新しい扉をあける子どもの勇気になります。

それでも4月は泣いてママから離れられない子どももたくさんいます。でもそれはどの子どもにも起こりうることです。思い切って先生にお任せして、その場を離れてしまえばけろりとしてお友達と遊んでいる、という子どもも多くいます。始めのうちは泣くこともあると割り切って、おおらかに受け止めてくださいね。

(文・杉山皐月)