オフショルダーや背中が開いたファッションがトレンドの今期。挑戦しようと思っている女子のみなさん、背中のお手入れはしていますか?
先日、ムダ毛を処理しようと久しぶりに背中を見た筆者、なんと赤いブツブツができていました。
普段は意識しない部分だからこそ、肌荒れが起きていても気づかないことがあるのかもしれません。
そこで背中のケアについて美容皮膚科の用賀ヒルサイドクリニック院長・鈴木稚子先生にお話を伺いました!
先日、ムダ毛を処理しようと久しぶりに背中を見た筆者、なんと赤いブツブツができていました。
普段は意識しない部分だからこそ、肌荒れが起きていても気づかないことがあるのかもしれません。
そこで背中のケアについて美容皮膚科の用賀ヒルサイドクリニック院長・鈴木稚子先生にお話を伺いました!
■汚れや皮脂がニキビの原因に!?
──背中は毎日鏡でチェックした方がいいのでしょうか?
「気づかないうちにシミやニキビができていることが多いので、定期的にチェックしましょう。背中のニキビは痒いので、ニキビだと分からずバリバリ掻いてしまって、シミになることもあります。ナイロンタオルでガシガシ洗っている方は、それが刺激になって「ナイロンタオル皮膚炎」を起こし、色素沈着が出ることも。背中を見ない人は、何年経っていても気づかないですね」
──そもそも背中ニキビができる原因は何でしょうか?
「背中は脂が多く、ニキビができやすい場所。手も届かないし、きちんと洗えていないことがよくあります。洗えていないところは皮脂や汚れが溜まったままになり、ニキビ菌が脂を栄養にして増え、赤いニキビに変わってしまいます。夏場になると、皮脂はもっと増えるので、シャワーだけでは洗い流せず、それがニキビを育てる原因になることも。
また、もともと背中がブツブツしている、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という肌質の方がいます。毛穴が角化し、ザラザラしていて、たまに色素沈着もするのですが、それは肌質なので治しようがありません。それを取ろうとナイロンタオルで強引でこすると、背中全体が黒ずんで、汚くなることがあります。間違った処理をすると、より悪化してしまうことがあるので、自己の判断は難しいかもしれません。
背中ニキビ、毛孔性苔癬のどちらも強くこすることはNGなので、気になる方は皮膚科へ行って診てもらうと良いでしょう」
「気づかないうちにシミやニキビができていることが多いので、定期的にチェックしましょう。背中のニキビは痒いので、ニキビだと分からずバリバリ掻いてしまって、シミになることもあります。ナイロンタオルでガシガシ洗っている方は、それが刺激になって「ナイロンタオル皮膚炎」を起こし、色素沈着が出ることも。背中を見ない人は、何年経っていても気づかないですね」
──そもそも背中ニキビができる原因は何でしょうか?
「背中は脂が多く、ニキビができやすい場所。手も届かないし、きちんと洗えていないことがよくあります。洗えていないところは皮脂や汚れが溜まったままになり、ニキビ菌が脂を栄養にして増え、赤いニキビに変わってしまいます。夏場になると、皮脂はもっと増えるので、シャワーだけでは洗い流せず、それがニキビを育てる原因になることも。
また、もともと背中がブツブツしている、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という肌質の方がいます。毛穴が角化し、ザラザラしていて、たまに色素沈着もするのですが、それは肌質なので治しようがありません。それを取ろうとナイロンタオルで強引でこすると、背中全体が黒ずんで、汚くなることがあります。間違った処理をすると、より悪化してしまうことがあるので、自己の判断は難しいかもしれません。
背中ニキビ、毛孔性苔癬のどちらも強くこすることはNGなので、気になる方は皮膚科へ行って診てもらうと良いでしょう」
■毎日のバスタイムで背中ニキビを防ぐ
──では普段からできる背中のケアはありますか?
「人間の皮膚は刺激を受けると角質が厚くなり、毛穴も閉じやすくなります。そのため、強くガシガシとこすらず、丁寧に洗ってあげることが大切です。その際、ナイロンタオルではなく肌に優しいコットンやシルクのタオルを使いましょう。石鹸は必ずつけてください。
また、湯船につかることも、背中の皮脂が溶けるのでニキビ改善には効果的です。夏でも入ることをおすすめします」
──夏になると日焼けクリームを塗りますが、気をつけることはありますか?
「ベタベタしてニキビが悪化しないように、オイルフリーのものを使うことをおすすめします。背中は塗りにくい場所なので、スプレータイプの日焼け止めを使うなど、工夫している人も多いよう。少しムラになってでも、つけた方が肌にはよいのです」
「人間の皮膚は刺激を受けると角質が厚くなり、毛穴も閉じやすくなります。そのため、強くガシガシとこすらず、丁寧に洗ってあげることが大切です。その際、ナイロンタオルではなく肌に優しいコットンやシルクのタオルを使いましょう。石鹸は必ずつけてください。
また、湯船につかることも、背中の皮脂が溶けるのでニキビ改善には効果的です。夏でも入ることをおすすめします」
──夏になると日焼けクリームを塗りますが、気をつけることはありますか?
「ベタベタしてニキビが悪化しないように、オイルフリーのものを使うことをおすすめします。背中は塗りにくい場所なので、スプレータイプの日焼け止めを使うなど、工夫している人も多いよう。少しムラになってでも、つけた方が肌にはよいのです」
■刺激はNG! 毛の処理は人にお願いして
──背中の毛は処理した方がいいのですか?
「毛がわずかな人であれば、刺激を与えるだけになってしまうので、しない方がいいと思います。ただフサフサと全体的に生えている方だと、見た目も気になってしまうので、処理をした方がよいでしょう。もちろん、背中にニキビがあるときは控えてくださいね」
──毛はどのように処理すればよいでしょうか
「自己処理では傷つけてしまうので、自分で見えない部分は人にやってもらった方がいいと思います。刺激しないことが大切なので、カミソリの場合は、きちんとシェービングフォームを使いましょう。除毛クリームの場合も、ムラになったり、厚く塗りすぎたり、トラブルが起こりやすいので、人につけてもらってくださいね」
背中の毛は自己処理せず、気になる場合は友人や家族に頼む、または専用のクリニックに駆け込んでみましょう。
「毛がわずかな人であれば、刺激を与えるだけになってしまうので、しない方がいいと思います。ただフサフサと全体的に生えている方だと、見た目も気になってしまうので、処理をした方がよいでしょう。もちろん、背中にニキビがあるときは控えてくださいね」
──毛はどのように処理すればよいでしょうか
「自己処理では傷つけてしまうので、自分で見えない部分は人にやってもらった方がいいと思います。刺激しないことが大切なので、カミソリの場合は、きちんとシェービングフォームを使いましょう。除毛クリームの場合も、ムラになったり、厚く塗りすぎたり、トラブルが起こりやすいので、人につけてもらってくださいね」
背中の毛は自己処理せず、気になる場合は友人や家族に頼む、または専用のクリニックに駆け込んでみましょう。
普段ケアを怠りがちな背中ですが、他人からは意外と見られているもの。肌を露出する時期に向けて、背中のニキビ対策をしていきたいですね。
(椎名恵麻+どてらい堂)
(椎名恵麻+どてらい堂)
椎名恵麻
酒と旅をこよなく愛するフリーライター。美容、エンタメ、旅行記事を中心に執筆。
酒と旅をこよなく愛するフリーライター。美容、エンタメ、旅行記事を中心に執筆。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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