ただのボサボサヘアになってない? 失敗しない「くずし髪」方法
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

ただのボサボサヘアになってない? 失敗しない「くずし髪」方法

第26回 簡単ヘアアレンジ
ポイントは「互い違い」!
手ぐしでさらっとまとめたようなシンプルポニーって憧れませんか? でも実際にやろうと思うとなかなか難しく、結んだ後にくずしてみてもバランスが分からない! という人も多いですよね。

今回は、ゆるヘアアレンジで人気のインスタグラマー・YU-Uさんに、自然な手ぐしを再現できる「髪のくずしテク」 を伺ってみました!
本名・工藤由布(くどうゆう)。恵比寿のヘアサロン「N.Mist」のスタイリストで、フォロワー数7万人を誇る人気インスタグラマー(2018年1月現在)。毎日更新されるヘアアレンジが多くの女性から注目を集め、書籍化もされている。著書は「ヘアゴム1本のゆるアレンジ」(セブン&アイ出版)、「Hair Arrange Lesson」(主婦の友社)など。

■「くずし」なしのポニースタイル

シンプルに一つ結びしたスタイル。
クシは使わずに結んだものの、少しまとまりすぎている印象。

■引き出す位置は3つのブロック!

まずは髪を引き出すのに最適な位置をチェック。大きく3つのブロックに分けます。
まずはブロック1:「結び目上」に3ライン。
次にブロック2:「中央」に4ライン。このブロックでは、ブロック1で引き出すラインのちょうど間に2本ずつ引き出します。
最後にブロック3:「頭頂部」。ブロック1と同じライン上の3本を引き出します。

――3つのブロックに分けるのはなぜですか?

「自然な手ぐし感を出すポイントは、髪を引き出す位置が『互い違い』であることです。3つのブロックに分けることで、そのバランスを作りやすくなります」(YU-Uさん)

ブロック1、3とブロック2のラインが重ならないことが最大のポイントのようです。

■引き出し開始!

では、先ほど示したラインに沿って、ブロック1から引き出していきます。
――引き出すときのポイントはありますか?

「片手でゴムを押さえ、もう片方の手で髪を引き出しましょう。このとき、表面の毛を引っ張るとただたるんでしまうので、引き出したい部分に指を入れて少し中の髪を引き出すのが重要。。引き出す方向は真横ではなく、矢印のように毛の流れに沿ってゴムから真っ直ぐ前方に引くイメージです。引き出す一束は10本程度がちょうどいい量ですよ」
同じように、中央ライン……
反対側のラインも引き出していきます。
次にブロック2です。
先ほど説明したように、ブロック1で引き出したライン上の間に2束ずつ、計4束引き出します。
最後にブロック3。ここで重要なのは、トップの「中央ライン」から始めること。

――このブロックだけ中央から始めるのはなぜですか?

「トップのバランスが決まれば、すべてが決まるからです。前から見たときに左右対称になりやすく、頭の形をキレイに作ることもできますよ」
トップはこのくらいの透け感が良し!
最後に左右も引き出します。
引き出し完了! このように3つのブロックで互い違いのラインを作ることが最大のポイントです。

■3つのテクでワンランクアップ!

さらにこなれ感がアップする3つのアレンジを教えていただきました。
鏡を見ながら、左右のこめかみ部分を引き出してバランスを調節。特に顔の形が縦長でお悩みの方は、シルエットが横に広がるのでオススメです!
この時も、毛先の流れにそって前方にまっすぐ引き出しましょう。
サイドの髪を少しだけ耳に被せることで、よりこなれ感が出せます。
これだけで、いま人気の外国人風まとめ髪を演出できます!
こめかみラインにおくれ毛をつくり、コテで巻くのもオススメ! 26~32mmのコテを使って、毛先を1回内巻きします。
毛先が内巻きに。
さらに毛先よりも少し上のラインを内巻き1回。
すると毛先が外巻きに変身! 内巻き2回でゆるウェーブが作れるんですね。

■ゆるアレンジが完成!

まるで手ぐしでさっと結んだようなゆるアレンジが出来上がりました!
シンプルな一つ結びも、おくれ毛と引き出しによって、こなれ感満載の立派なアレンジスタイルに!
今回のポイントは4つ!

①「結び目上」「中央」「頭頂部」の三つのブロックで互い違いになるように引き出す
②引き出す1束は10本程度
③引き出したい位置の少し中の毛を掴み、毛先の流れに沿ってまっすぐ引き出す
④全体のバランスは「トップ」と「こめかみ」の引き出しで調節

いかがでしたか? 一つ結びだけでなく、さまざまなまとめ髪に応用してみてもいいですね。ぜひこのテクニックで、こなれ感いっぱいのゆるアレンジを楽しんでみてください!

(大塚沙歩+どてらい堂)
大塚沙歩
大塚沙歩
静岡県浜松市出身。大学時代を過ごした北海道では、アルバイトの搾乳とYOSAKOIソーランに全てをそそぐ。人生最大の災難は、馬に足を噛まれて8針縫ったこと。現在は東京の広告代理店に勤務する傍ら、ライター業に励む。
静岡県浜松市出身。大学時代を過ごした北海道では、アルバイトの搾乳とYOSAKOIソーランに全てをそそぐ。人生最大の災難は、馬に足を噛まれて8針縫ったこと。現在は東京の広告代理店に勤務する傍ら、ライター業に励む。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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