ベタベタ皮脂の分泌は食生活で抑えられる?おすすめの食材について
この記事は「美BEAUTÉ」から提供を受けて掲載しています

ベタベタ皮脂の分泌は食生活で抑えられる?おすすめの食材について

夏は体臭だけでなく、肌のベタつきも気になる季節ですよね。皮脂は体内から分泌されるため、やはり、普段食べている食事内容の影響は少なくありません。今回は、余分な皮脂分泌を抑える働きを助ける栄養素とおすすめの食材をご紹介いたします。

余分な皮脂分泌を抑えたいときに必要な栄養素とおすすめの食材

皮脂分泌を抑えるには以下のような栄養素を含む食材を積極的にとることで、体の内側からケアすることができます。

【余分な皮脂分泌を抑えたい!必要な栄養素とその食材】
<ビタミンC>
ビタミンCには皮脂の分泌を抑制する作用やコラーゲンの合成を促す働きがあります。(ビタミンCを含む食材:緑黄色野菜や果物など)

<ビタミンB2>
皮脂を分解する作用や抗酸化作用によりアンチエイジング効果が期待できます。(ビタミンB2を含む食材:豚肉や鶏肉、青魚など)

<オメガ3脂肪酸>
オメガ3脂肪酸は、皮脂を増加させニキビの原因となる分子「ロイコトリエンB4」の生成を抑制する働きがあります。(オメガ3脂肪酸を含む食材:鮭やイワシなどの魚介類やくるみ、アボカドなど)

<イソフラボン>
イソフラボンには女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きを持ち、皮脂の分泌を抑える効果が期待できます。(イソフラボンを含む食材:豆乳・納豆などの大豆製品など)

〜POINT〜
私たちはストレスを感じるとコルチゾールというホルモンが分泌し、皮膚の分泌量が増えやすくなります。食生活の改善と合わせ、自分なりのストレス解消法を見つけながらできる限りストレスを溜めない生活を送るよう心がけましょう。

ベタベタ皮脂に悩んでいる女性が控えるべき食材は?

続いて脂性肌を悪化させるNG食材についてチェックしていきましょう。

【過剰な皮脂分泌に悩んでいるときは控えたい食材】
<脂質を多く含む食品>
肉類・卵・チーズ・バターなど動物性脂肪を多く含む食品を摂取すると皮脂の分泌量が増えると同時に、毛穴詰まりの原因になります。

<高GI食品>
血糖値が上昇するとインスリンというホルモンが分泌し、皮脂線を刺激するため皮脂の分泌量が増加しやすいです。特に白米やパン・クッキーなど血糖値を急激にあげる高GI食品は控えるようにしましょう。

<カフェイン>
コーヒーや紅茶などカフェインを含む飲み物は皮脂の分泌の抑制に役立つビタミンB2やビタミンCの吸収を阻害します。

いかかでしたか?健康的な食事内容は脂性肌やニキビといった肌トラブルの改善に欠かせないものです。高価な化粧品を購入する前に、普段の食生活を見直してはいかがでしょうか?

 Profile
■監修/MINTO
栄養士。
原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
https://www.instagram.com/xxmintoxx/
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。 個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
kurumi
kurumi
栄養士。アパレル販売員を経て、2013年より栄養士の資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で執筆中。女性の悩みを解決してくれるような実用的な記事を書いていきたいです。
栄養士。アパレル販売員を経て、2013年より栄養士の資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で執筆中。女性の悩みを解決してくれるような実用的な記事を書いていきたいです。
女性向けに情報を発信するWebメディア「美BEAUTÉ」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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