スマートスピーカー(AIスピーカー)の特徴や使い方、製品の比較
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スマートスピーカー(AIスピーカー)の特徴や使い方、製品の比較

第28回 住まいをもっと豊かにする家具家電
日本でも浸透中のスマートスピーカー(AIスピーカー)。「Google Home」「Amazon Echo」「LINE Clova」などの主力製品のみならず、大手音響メーカーなどから多くの機能や特徴を持つ商品が展開されている。そこで今回は、スマートスピーカーでできることや特徴、各ブランドの比較などをまとめた。

スマートスピーカーとは

スマートスピーカーとは、人が話す言語をマイクで認識し、要望に応えてくれる高性能のスピーカーのこと。Googleの「Googleアシスタント」、Amazonの「Alexa」、Appleの「Siri」などのクラウド型AI(人工知能)を搭載しているため、AIスピーカーとも呼ばれる。情報検索や家電の操作、インターネットサービスの利用など、音声操作によりさまざまな機能を利用できるのが大きな特徴だ。

スマートスピーカーの歴史と市場

2014年、Amazon.comが「Amazon Echo」を発売したのを皮切りに、現在複数の大手企業が参入しているスマートスピーカー業界。独自の音声アシスタントを搭載した商品を発表するなど、競争は激化している。日本においては、2017年秋頃から浸透しはじめ、2018年時点ではおよそ1割弱の人々が利用しているとされる。また、利用者はスマートスピーカーの使う頻度が高いというデータもあり、そのためにスマートフォンを使う頻度が下がったとも。2017年5月発表のeMarketerの調査によると、米国でのスマートスピーカーの市場シェアは「Amazon Echo」が全体の70.6%で首位、「Google Home」が23.8%で2位。またスマートスピーカーを月に一度利用する米国民の数は3560万人(前年比128.9%増)に上るとされる。

スマートスピーカーでできること

スマートスピーカーができることについて簡単に言うと、音楽を聴く、AIアシスタントとの会話を楽しむ、スマートフォンで行っている機能を音声で提供する、という点だ。いくつか例をあげていくので、スマートスピーカーがあなたの生活を支えるイメージをつけていただきたい。

音楽を聞く

スマートスピーカーの大きな特徴は、音楽を聞けること。各社スピーカーは、それぞれ音楽配信サービスと連携しており、そのときの気分に合った音楽をセレクトして再生したり、プレイリストを再生したりといった機能を利用できる。自分がいつも使っている音楽サービスとマッチしたものを選ぶとよいだろう。

<連携例>
Google Homeなら「Google Play Music」、LINE「Clova WAVE」なら「LINE MUSIC」、Amazon Echoであれば「Amazon Music」と連携させることが可能だ。

買い物をする

「Amazon Echo」の大きな特徴といえるだろう。スマートスピーカーを使うことで、手軽に買い物をすることもできる。思い立ったときに、音声で注文してしまえば、買い忘れがなくなるに違いない。

AIとのやりとりを楽しむ

声をかければ応えてくれる「コミュニーケーション型」のスマートスピーカーは、これまでリモコンやスイッチ操作が当たり前だった家電の概念を大きく変えたといってもいい。Google「Google assistant」、Amazon Echo「Alexa」など各社とも独自のAIアシスタントを搭載している。その機能を十分に体感するためにも、選ぶ際には声を認知する「精度」を確かめるのも大切といえる。

他にもできること

スマートスピーカーの機能は多岐にわたる。ほとんどの製品が、音楽・ラジオ再生だけでなく、天気やニュース、検索結果を読み上げてくれたり、アラームやスケジュール管理、家電や照明機器の操作などの機能を備えている。一度その便利さを体感してしまうと、離れがたい機能ばかりです。

家電のスイッチオンオフもできるスマートスピーカー

スマートスピーカーの使い方

スマートスピーカーを手に入れたら、さっそく接続して使ってみよう。使えるようになるまでの手順をまとめたので、スマートスピーカーを手に入れたら確認してほしい。

STEP1:ネットに接続する

スマートスピーカーをネット接続するために必要なものは「スマートスピーカー」「スマートフォン・専用アプリ」「ネットに接続できる環境(Wi-Fi)」の3つ。

STEP2:アカウントを設定する

次はアカウント設定が必要になる。「Google Home:Googleアカウント」「Clova:LINEアカウント」「Amazon Echo:Amazonアカウント」がAIごとの主なアカウントだ。

STEP3:AIに話しかける

セッティングが終わったら、スピーカーに声をかけてみよう。主なトリガーキーワードは以下の通り。Google Homeは「OK Google!」「ねぇGoogle!」、Clovaは「Clova!」「Jessica!」「ねぇClova!」、Amazon Echoなら「Alexa!」「Echo!」「Amazon!」だ。

スマートスピーカーの製品を比較

ここでは、スマートスピーカーの主力製品の特徴をピックアップする。それぞれを比較して、自分の生活に馴染むスマートスピーカーを選ぼう。

Google「Google Home」

Google製のスマートスピーカー。Googleのもつ膨大なデータベース技術が盛り込まれているため、話し手の好みに合わせた楽曲選曲や検索・マップ技術に優れている。日本語音声認識能力も高く、「OK、Google」と声をかけることでラジオや音楽再生、Googleでの調べ物、スケジュール管理、ニュースなどの情報をお知らせしてくれる。Chromecastと連携し、Youtubeなどの動画再生も可能。

「スマートスピーカー(AIスピーカー) Google」

Amazon「Amazon Echo」

欧米で最も普及している「Amazon Echo」。品質の高い音声認識と1秒以内に応えてくれる反応のよさが人気の秘密。「Alexa(アレクサ)」と声をかけることでさまざまな操作を実行する。また遠隔音声認識技術により、部屋の遠い場所からでも操作できる。日本語認識、日本特有の知識にも対応。Amazonの各サービス(Prime Video、Webショッピング、Music、Kindleなど)とも連携している。他にもタクシーの配車や、英語学習などにも利用可能。

「スマートスピーカー(AIスピーカー) Amazon」

LINE「Clova WAVE」

LINEが発売したスマートスピーカー。搭載されるAIは「Clova」。ファミリーマートやTOYOTA車との連携、童話の読み上げや赤外線機能、内蔵バッテリーなど、日本家庭向きの機能が充実。もちろん、LINEの送受信・無料通話も可能だ。

LINEのスマートスピーカーをより詳しく

SONY「LF-S50G」

SONY「LF-S50G」は、「Google assistant」をAIに搭載したスマートスピーカー。縦方向に設置した対向スピーカーにより、全方位に広がる360°サウンドを実現。また、IPX3相当の防滴機能により、キッチンなどの水回りでの利用も可能。「ジェスチャーコントロール」を搭載し、手を触れずに操作できるのも魅力。

SONY「LF-s50G」をより詳しく

ONKYO「G3 VC-GX30」

「Google アシスタント」を搭載。ONKYOが開発した高音質技術により、小型ながらも豊かな中低音を奏で、大型スピーカーのような音質を楽しめる。Chromecast built-in搭載により、ストリーミング再生が行えるのもポイント。

ANKER「Eufy Genie」

「Amazon Alexa」搭載。Amazon Alexaアプリを使用すれば、300以上もの「Alexa Skills」を拡張できる。ANKER独自技術により、部屋のさまざまな場所からの音を検知、音楽再生中であっても声を認識してくれる。最新鋭のオーディオプロセッサーを搭載しているので、透明感のある音質で音楽を楽しめる。

パナソニック「SC-GA10-K」

「Googleアシスタント」搭載。力強い低音を奏でるウーハーと独自技術のディフューザーを採用したことにより、臨場感のあるサウンドを楽しめる。リビングなどの空間でも豊かな音の広がりを楽しめる。また対応スピーカーと併せることで、複数の部屋で同時再生できる「マルチルーム機能」付き。

harman/kardon「Allure」

「Allure Alexa」搭載。スタイリッシュなボディと、迫力あるサウンドを叶えた高音質スピーカー。Wi-Fiを経由し、照明のスイッチ操作やカーテンの開閉などの操作が可能。高性能ノイズキャンセレーション技術を駆使した4つの内蔵マイクにより、離れた場所からでも音声操作できる。

Apple「HomePod」

iPhoneなどと同じAIアシスタントの「Siri」を搭載し、ニュースや天気の読み上げなどに加えてメッセージを送ることも可能。家の中での音楽鑑賞を想定して、スピーカーの質にもこだわっている。壁際に設置しているのか、開けた空間に設置しているのかなどを見分ける機能を設けており、各方位に的確な音響を届けることができる。日本では未発売。

スマートスピーカーのおすすめはどれか

現時点でシェアを分けているのは主にGoogle Home、Amazon Echo、LINE WAVEの3つ。わかりやすく、それぞれのスマートスピーカーと連携しているサービスと、コストパフォーマンスの観点からご紹介する。その他、こだわりたいのであれば、スピーカー自体の音質、音声認識機能やバッテリーの仕様など、細かいスペックに違いはあるが、それは個別に吟味していただきたい。

普段使っている連携サービスから選ぶ

自分がスマートスピーカーで「何をしたいか」が選ぶ際の重要ポイント。質問の回答や音楽再生はもちろん、天気やニュースも読み上げもしてくれる。アラームやスケジュール管理などもあらかじめインストールされているものが多いので、それらに加えて何ができるか、どんなサービスを利用したいかを考えよう。

Google Home

Android, Play Music, Photosなど、Googleのサービスを常日頃から利用している方におすすめ。YoutubeやYoutube Musicにも対応。日本語認識力も安定しており、使いやすい。

Amazon Echo

Prime, Music, FireTVなど、Amazonのサービスを利用している方向け。タッチ画面付き端末といった最新のAI連携端末を利用したい方にもおすすめだ。

LINE WAVE

LINE, LINE Music, LINE Newsなどを利用している方におすすすめ。赤外線による家電操作、童話の読み上げ機能などもあり、小さなお子さんのいる家庭にもうれしい。

本体価格と音楽サービス料金で選ぶ

各社の本体価格や、音楽配信サービスのランニングコストを比べてみよう。

※AIスピーカー購入時の特典で、期間限定のものも

本体価格を見ると、「Amazon Echo」が最も安い。ただし、各製品とも不定期にセールが行われるため、製品情報をチェックして購入するとよいだろう。音楽サービスの月額料金もチェックし、ランニングコストも考慮したいところだ。

Google Home

Google Homeでは、手持ちの曲を聴く、シャッフル再生を聴く、など簡単な操作であれば無料で使える。

Amazon Echo

Amazon Echoでも、「Amazon MusicのEchoプラン」「うたパス」など安価なプランがある。

LINE WAVE

Clovaでは、現状LINE Musicのみ利用可能。ただし、ベーシックプランや学割などに対応しており、半額程度のコストで楽しむことができる。

※画像はイメージであり、紹介している商品とは異なります。

Webメディア「éditeur」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。一部コンテンツは、「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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