
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、芦たくみさんの漫画「料理中に食材などをうっかり床にぽろ……と落としてしまうのやめたい」。
作者である芦さんが9月25日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、9.2万件を超える「いいね」が寄せられた。本記事では芦さんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
■うっかり床に落としてしまった”たくあん”の言葉が切なすぎる…
料理中に落としてしまったたくあんが、「あの…」と落とした人に声をかける。続けて控えめな自己アピールの言葉を投げかけた。本作はたった3コマの漫画だが、たくあんに同情せざるを得ないシュールさが話題となっている。
本作を投稿したX(旧Twitter)には「洗って食べます」「水で洗って口にポーイだわ」「罪悪感植え付けてくるタイプのたくあんや」「私もよくやっちゃいます…」「こんなの私が泣いちゃう」など、たくあんに同情する声が多数寄せられている。
■「見てくださる方々の日常を一瞬でもリラックスに繋げられたらうれしい」作者・芦たくみさんに漫画へのこだわりが温かい

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
今住んでいるところの台所が割と狭く、小さなまな板を使って料理をしているのですが、食材が1、2欠片床にこぼれ落ちてしまう時があるんですね。その度に「この1欠片はこんなことになるために育てられた訳じゃないのに……」という罪悪感に包まれることがあるので、落とされてしまった食材の気持ちも勝手に想像しつつ、日常の1コマとしてみなさんに共有してみようと思い投稿しました。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
らくがきの感覚で描いたものですが、たくあんさんの表情はこだわったのでぜひ見てほしいと思います。
――キャラクターを創作するうえでこだわっていることがあればお教えください。
色々なモチーフににこにこ顔を描くのが好きで、アイデア面としてはパッと浮かんだものをただ描いている流れが多いです。ただ、床に落ちてしまったたくあんさんのように、あまり絵に描かれる機会すらなさそうなものにも顔を描いてみると、途端に愛着を感じてくることもあるので「これはキャラクターにならないよな」ではなく「こちらにもお顔を付けてみようかな」という姿勢は忘れないようにしようと思っています。
――心が癒される漫画やイラストを多く描いていらっしゃいますが、理由やこだわりがあればお教えください。
今までは割と自己満足というか描きたいものを描いているだけだったのですが、SNSでの投稿を続けている内に絵を見ていただいた方々からあたたかなメッセージをいただく事が2回3回とありました。とても嬉しい気持ちのほかに「自分の絵を見た時に、柔らかい気持ちになって、メッセージを伝えてくれる人たちがこの世にいるんだ」ということを知り大きなパワーをいただきました。もはや今では、「自分が描きたいから」という理由のほかに、「見てくださる方々の日常を一瞬でもリラックスに繋げられたらうれしい」という理由でも活動をさせていただいているなと感じています。
――今後の展望や目標をお教えください。
SNS等に投稿するだけではなく、お仕事をいただいたりグッズを作ってみたりなどこれからも色々な可能性と出会ってみたいなと思います。あとは、様々な浮き沈みの中でも描き続けていくことが目標です。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつもイラストを見ていただきありがとうございます!これからもマイペースに描いていく予定なので、のんびり気ままに過ごすキャラクターたちを見守っていただけますと嬉しいです。

