「良かれと思って」セクハラ被害者を“二度”傷つける。無自覚な加害

「良かれと思って」セクハラ被害者を“二度”傷つける。無自覚な加害

「悪意の方がマシ」だった…真意が分かっても納得できない

主人公ののむ吉さんは新しい職場に変わり、環境に慣れようと頑張っています。ある日、職場での健康診断のため、院内のレントゲン室へレントゲンを撮りに行きました。しかしそこにいた男性職員から「服を脱がないと撮影できない」などのセクハラを受け、驚愕します。

その時はその男性職員の指示に従うことなく、部屋を後にできたのむ吉さん。ただ怒りは収まらず、持ち場に帰った際、自分に起きたことを先輩看護師のりさに話します。その後、師長にもセクハラ被害を受けたと報告。のむ吉さんは師長に報告したことで少しはセクハラ加害をした男性職員がおとなしくなると思っていましたが、事態はそう簡単ではありませんでした。

さらに、のむ吉さんが知らないところで「あの人はセクハラ被害を受けたらしい」と噂がたってしまい、日々知らない同僚看護師から「あなた、セクハラ被害を受けたの?」とか「どうしてその場で言い返さなかったの?」などのむ吉さんの対応が責められるような発言を受けることになります。

噂の出どころは誰?とのむ吉さんが思っていたところ、なんと話を広めたのは、のむ吉さんが最初に被害を受けたことを話したりさ先輩だと分かり…。

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セクハラを受けたことについて傷ついていたのむ吉さん。しかしセクハラ被害後にのむ吉さんをさらに苦しめたのは、周囲の人から受けた「配慮不足の善意」でした。先輩は諸悪の根源となったセクハラ加害者を自主退職に追い込むため、また他に被害者を出さないためにのむ吉さんの件をいろいろな人に伝えました。

ただ、のむ吉さんとしては自分がその被害に遭ったという内容は広めてほしくないものでした。先輩からすると本当に「そんなつもりではなかった」のでしょうが、被害者を置き去りにした独断での行動はかえって被害者を苦しめてしまうことがよく分かりますね。

ハラスメント被害者へは「良かれと思って放った言葉や行動」が二次被害を引き起こしかねません。まずは何よりも被害者の心に寄り添い、被害者自身が「今後どうしたいか」に寄り添えるようにしていたいですね。

記事作成: ママリ編集部

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