1.カーペット素材
いくつかある爪とぎ素材の中でも、最もごみが出にくいと考えられるのがカーペット素材。これは、文字通り、カーペットと同じ質感のもので、爪とぎに使用されているのはポリエステルが多いようです。
ポリエステルの原料はペットボトルと同じ(PET)が一般的なので、摩擦にも強くて耐久性も高く、価格もリーズナブル。他の素材と比較すると削りカスがほとんど出ず、掃除機やコロコロでサッとお手入れできます。またカーペット素材の爪とぎは、自分でカットして好みの場所に貼るなど、カスタマイズもしやすい利便さもあります。
ただし素材が硬いため、爪のひっかかりが弱いと感じる猫もいます。最初は「爪をとぎ」として興味を示さないこともあるようで、その場合はキャットニップを使って慣らすとよいでしょう。
2.木製
天然素材の木を使った爪とぎもあり、こちらも比較的削りカスが少ないです。木は削れても小さなささくれや細片としてたまる程度。繊維はしっかり密に融合しているので、表面を削っただけでは粉状のカスになりにくいです。
また猫はそもそも野外で生きていた動物で、木登りをしたり、自然の中の木で爪をといだりしていました。したがって、木の素材の爪とぎは使い勝手も問題なく、爪のひっかかりを感じながら心地よくとぐことができるでしょう。
ただし、長期間使っていると、表面が粗くなり、削られたときに粉が出たり、ささくれた表面で肉球が傷つくおそれもあります。劣化してきたと感じたら、やすりで軽く磨くことで引き続き使用可能となるでしょう。

