サレ妻は幸せを噛み締める
惨めで、どん底を味わった日々。あのころは、もう二度と笑顔になれることなんてないと思っていた。でも、今は違う。穂希との日々は、とても穏やかで、温かい幸せに満ちている。娘の成長を間近で見守れること、毎日手を繋いで笑い合えること。それだけで、私の人生は輝いている。
そして、実は日下部さんとも、ほんの少しずつ距離を縮めているように思う。週末には穂希と3人で公園に出かけたり、たまには食事をしたり。
まだ、お互いの思いをはっきりと口にしたことはないけれど、彼の優しさ、穏やかさ、そして私と穂希を大切に思ってくれる気持ちは、痛いほど伝わってくる。焦らず、ゆっくりと、この新しい関係を育てていけたらいいなと思う。
一時はどん底だったけれど、今「私は幸せ」と、心から言える。つらい状況を乗り越えた私たちを待っているのは、きっとハッピーエンドだと思う。
あとがき:希望の光の中
ゆうかさんの心に深い傷を与えた不倫相手と夫に、予想もしなかった形で天罰が下りました。しかし、この物語は単なる復讐譚ではなく、自らの力でどん底から這い上がり、新しい人生を掴み取ったゆうかさんの成長の物語です。娘との穏やかな日々、そして日下部さんとの温かい関係が、彼女の未来を明るく照らしています。ゆうかさんが手に入れた幸せは、多くの読者の方に勇気と希望を与えてくれることでしょう。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

