令和ロマン・くるま、“人生初海外”帰国直後インタビュー 約二週間の南アジア縦断で感じた「旅は自分の生き方の凝縮」

令和ロマン・くるま、“人生初海外”帰国直後インタビュー 約二週間の南アジア縦断で感じた「旅は自分の生き方の凝縮」

令和ロマン・くるまが約2週間の南アジア縦断旅の体験を語った
令和ロマン・くるまが約2週間の南アジア縦断旅の体験を語った / ※編集部撮影

バラエティ番組『世界の果てに、○○置いてきた』シリーズ第3弾『世界の果てに、くるま置いてきた』が、ABEMAにて9月21日(日)夜9:00よりスタートする。これまで、ひろゆきと東出昌大が旅をしてきた同シリーズ、今回は令和ロマンのくるまが約2週間の南アジア縦断旅に挑戦した。帰国直後のくるまに、“人生初海外”だったという今回の旅の感想を聞いた。

■この旅は「やったことないことの詰め合わせだった」
――2週間の旅から今朝帰国されたばかりということで、お疲れ様でした。出発前の最後の晩餐と、今食べたいものを教えてください

くるま:出発前は空港で吉野家に行きました。普段は少食で並でいいんですけど、最後かと思ったら特盛いっちゃいましたね。特盛ネギ玉牛丼のおしんこセットです。

今食べたいのは「モモ(南アジアの料理)」ですね。向こうの飯がうますぎて。水餃子と小籠包の中間みたいな、皮がもちもちの料理なんですけど、あれがおいしすぎて。日本食じゃなくて、モモが食べたいです。

――ほぼ人生初海外で、旅も得意ではないと伺いました。このタイミングで番組出演を決めたきっかけは何だったのでしょうか?
くるま:やったことないことの詰め合わせだったからです。海外、旅行、ロケ、ABEMAと、こんなにいっぺんにやったことないことができるのは、うれしいなと。2枚抜き、3枚抜き、4枚抜きみたいでラッキーだと思いました。

――人生初の海外に不安はありましたか?
くるま:そうですね。言葉も使えないし、盗難とか旅先のトラブルに遭うだろうから、迷惑かけちゃうだろうな、めちゃくちゃになっちゃうだろうなと思ってました。

――衣装へのこだわりについてお聞かせください。渡航前に準備したものはありますか?
くるま:海外旅行に行ったことがないので、全て新しく買いました。大きいリュックから登山用の靴、今着ているゴアテックスのパーカー、パンツ、サンダルも全部です。総額で20万円くらいじゃないですかね。
【写真】総額20万円、くるまの今回の旅のフル装備
【写真】総額20万円、くるまの今回の旅のフル装備 / (C)AbemaTV,Inc.


――その中で、旅先でなくしたものやトラブルはありましたか?
くるま:ご覧のように今、薄っぺらいサンダルしかないんです…。防水のトレッキングシューズがあったんですけど、それがどこかで失われてしまいました。どこでなくなったのかは、ぜひ本編で(笑)。
※編集部撮影


■海外でウケたのは落語の「上下(かみしも)」の動き
――現地の人との触れ合いで印象的だったことはありますか?
くるま:バングラデシュで「YouTuber!」とめちゃくちゃ囲まれて。「ワッツユアチャンネル?」って聞かれたので、せっかくだから「せかはて」ではなく、自分たちのコンビのYouTubeチャンネルをいっぱい登録させました。人口が多い国でどんどんこのボケをやったので、日本以外の地域からの登録が本当にちょっと増えました(笑)。

しかも、YouTubeで“令和ロマン”とローマ字で打って「これを登録してくれ」って見せようとしたら、俺たちじゃないチャンネルが出てきたんです。俺たちの漫才を勝手に英語吹き替えしてアップしてるチャンネルがあったんですよ。字幕じゃなくて、わざわざ英語で撮り直してる。「何!そのめっちゃ手のかかった違法アップロード!」と思いました(笑)。

――海外の方とのコミュニケーションで新たな発見はありましたか?
くるま:ベタですけど、結局「笑顔」ですね。僕、愛想いい方じゃないんで、普通に喋っちゃってたんですけど、挨拶してもやっぱなかなか返ってこない。でも笑顔で挨拶すると、ちゃんと返してくれる。あとは「マイム」がすごくウケました。特に「上手(かみて)」「下手(しもて)」の動き。「こいつがこうやってさ」みたいな、この動きで喋る人がいないからか、すごくウケて。落語ってすげえなと思いましたね。
※編集部撮影


――もし相方の松井ケムリさんがこの旅に同行していたら、どうなっていたと思いますか?
くるま:もっと半分の日程でゴールしてたでしょうね。あいつは容赦なくどんどん前に進むんで。文句ひとつ言わず、一瞬でゴールして「やったー」って言ってると思います。

――くるまさんにとって「旅」とはどんなものでしたか?
くるま:「自分の生き方の凝縮」みたいなものだとわかりました。よく「自分探し」って言いますけど、僕の場合は普段から「自分は人の力で生きているな」と思っていたので、旅先でも同じで大きな変化はなかった。でも普段から「人の力で生きている」と思っていない人が、旅に行って助けられると「自分って人に助けられてるんだな」って思って帰ってくるんだと思うんです。

だから変わるとかじゃなくて、場所を変えると、本来の自分の生き方が浮き彫りになって分かりやすく認識できる。それが旅の真のメリットだと思いました。

「何したらいいか分かんない」とか「どういうときに旅するのか」が曖昧だったので、これまで旅に行ってなかったんですけど、「客観的に自分がどういう人間なんだろうな」って知りたいときに旅に行くんだなというのがわかった旅でした。みなさんにもぜひ旅をしてほしいと思います。
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