肥大型心筋症になりやすい人の特徴
家族歴
肥大型心筋症のおよそ60%に、常染色体優性遺伝に伴う家族歴があります。両親のどちらか一方に遺伝子異常があれば、それが遺伝することになります。両親や家族に肥大型心筋症の方がいる場合、現在ご自身が心臓肥大を認めなければ20歳以上の場合は5年に1回、20歳以下の場合は急速に進むことを考えて1年~1年6か月に1回の外来受診をお勧めします。
男性
有病率は人口10万人あたり17.3人と言われていましたが、無症状の方も多くいるため現在では約500人に1人とされています。男女比は2.3:1と男性が多く、年齢層は60~69歳が最多です。生活習慣が発症に影響するかに関しては、はっきりとしたことは言われていません。
肥大型心筋症の寿命はどれくらい?
1982年では5年生存率、10年生存率はそれぞれ91.5%、81.8%と報告されていました。肥大型心筋症と診断されてから、10年でおよそ20%の方が亡くなっている計算になります。原因としては不整脈などによる突然死、心不全、心房細動による脳梗塞などです。
しかし、診断されてからも80~90歳まで無症状で生きている方も多く、治療法も進んでいることから現在では死亡率は1年あたり0.5~1.5%とされています。

