両親がワキガだと「子どもも高確率で発症」するのは本当?【医師解説】

両親がワキガだと「子どもも高確率で発症」するのは本当?【医師解説】

近年ではワキガの治療が大きく進化し、ボツリヌス毒素注射やマイクロ波による治療など、様々な選択肢が登場しています。しかし、その一方で「できれば病院に行きたくない」「知られたくない」という人もいるのではないでしょうか。今回はワキガの仕組みについて「秋葉原フロンティアクリニック」の鴫原先生に詳しく教えていただきました。

鴫原 康

監修医師:
鴫原 康(秋葉原フロンティアクリニック)

昭和63年東北大学医学部卒業。東北大学形成外科、仙台医療センター形成外科、米国メイヨークリニック、東北大学大学院医療管理学分野、東北医科薬科大学臨床准教授などを経て現職。医学博士、日本形成外科学会認定専門医、日本美容皮膚科学会正会員、日本医師会認定産業医。

編集部

なぜ、ワキガが起きるのでしょうか?

鴫原先生

ワキガは、アポクリン腺から出る汗が原因とされています。アポクリン腺とは脇の下などの皮膚の一部にしかない汗腺で、ここから分泌される汗には特有なにおいがあるとされています。

編集部

ワキガの仕組みについて詳しく教えてください。

鴫原先生

アポクリン腺から分泌された直後の汗は無臭です。しかし、皮脂腺からの脂肪分などと混ざり、皮膚にある常在菌で分解されることで強いにおいの原因物質が生成されるのです。

編集部

ワキガになりやすい人の特徴はありますか?

鴫原先生

基本的に、ワキガの原因は遺伝的素因です。ワキガは子どもに遺伝しやすく、両親がワキガだとその子どももワキガになる確率が高いことがわかっています。研究によると、日本人の約10%、欧米人の約80〜90%がワキガであることがわかっています。

編集部

ワキガの人のなかでも、特ににおいが強く出やすい人はいるのですか?

鴫原先生

はい。例えば、肉や油分の多いものを好んで食べる人は、ワキガのにおいが強く出やすいとされています。また、喫煙や飲酒の習慣も、においを強くする原因になります。

※この記事はMedical DOCにて<「ワキガ」になりやすい人の特徴はご存じですか? 見直すべき生活習慣や治療法も医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

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配信元: Medical DOC

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