ミャクミャクを擬人化!? 『世界で1つ』の手作りコスプレ
中には、世相を反映したコスプレに身を包む人もいました。
冴宮ななたん(@kirunnana77tan)さんは、2025年に開催された『大阪・関西万博』の公式キャラクター、ミャクミャクをイメージしたコスプレを披露。
ミャクミャクを擬人化させたという、芸術的なコスプレをご覧ください。
撮影:grape編集部
服の模様や頭のアクセサリーが、ミャクミャクを思わせる赤い目玉の形に。服の裾はジグザグとした形で、しずくがしたたり落ちるミャクミャクの腕を再現しています。
ミャクミャクを表現するコスプレの発想力と、手作りで仕上げた衣装のクオリティの高さに「天才だ…。すごすぎる」と圧倒されました…。
冴宮さんは「外国の人に日本の魅力をもっと知ってほしい」と、ミャクミャクをモデルにしたコスプレをひらめいたといいます。
撮影:grape編集部
『絵師』と呼ばれるイラストレーターの力を借りて、デザインを考案。セーラー服や和傘といった日本独自の文化をコスプレに盛り込んだそうです。
服の生地の裁断から縫製までを自ら行い、特徴的な頭の丸いアクセサリーには毛糸と発泡スチロールを生かしました。
試行錯誤の末に『世界で1つだけ』のミャクミャクコスプレを完成させたのです。
『池ハロ』の当日、冴宮さんの元には写真撮影を求める外国人が続々。冴宮さんは「思い通りです」と満足げでした。
多彩なキャラクターのコスプレの衣装を手作りし、7万人以上のフォロワーがいるXで発信している冴宮さん。
今でこそ多くの人を魅了していますが、コスプレと出合ったのは、人間関係に悩むつらい時期だったといいます。
――コスプレにハマったきっかけはなんだったのでしょうか?
実は、中学時代にいじめに遭っていて、転校を余儀なくされたんです。
いじめられた経験から、自分自身が嫌いになり、否定してしまうようになりました。
そんな時に出合ったのがコスプレです。
好きなキャラクターのコスプレをすることで褒めてもらえて、次第にコンプレックスだった容姿にも自信が持てるようになりました。
冴宮さんは、好きなキャラクターになりきるうちに、自分の中に眠っていた新たな可能性に気づけたようです。
コスプレが、いじめを受けて『どん底』だった人生の転機になったことがうかがえます。
撮影:grape編集部
小道具に「もはや芸術品だ…」 制作した背景を聞くと?
細部までこだわり抜いた手作りアイテムを携える人もちらほら。
アクションゲーム『デビルメイクライ』のダンテに扮した、みかん牛乳(@mikangyuunyu)さんも、その1人です。
みかん牛乳さんが持つ圧巻の『小道具』に、筆者は「もはや芸術品じゃないですか…」とうなりました。
コスプレ姿のみかん牛乳さんが手にする、巨大なアイテムの写真が…
撮影:grape編集部
イ、インパクトが強すぎる…!
みかん牛乳さんが手にするのは、作中でダンテが使うギター型の武器『ネヴァン』です。
『悪魔の武器』と称されるアイテムのまがまがしさが、見事に再現されています…。
アイテムの制作に際し、土台にはなんと、実際に1本のギターを使用したといいます。
裁断した木材をギターに取りつけて造形し、表面の模様は焼きごてを使って表現したそう。
仕事の合間を縫って作り続け、およそ1か月がかりで完成させました。
撮影:grape編集部
これまでにも直径3メートルの槍や、鎧などを手作りしてきた、みかん牛乳さん。会場ではコスプレアイテムの『職人技術』が垣間見えるアイテムに、目を丸くする人もいました。
みかん牛乳さんは、完成した『ネヴァン』に「いい感じです」と自画自賛。コスプレの魅力について聞くと、次のような答えがありました。
キャラになり切れると同時に、そのキャラが好きな人と交流できるのがいいですね。コスプレを通じた一体感を味わえます。
この日も、趣味のコスプレを通じてSNSで知り合った人と待ち合わせをしていた、みかん牛乳さん。
『池ハロ』が、新たなつながりを生む好機になっていることは間違いありません。

