
CS放送「衛星劇場」では、平日昼4時から歌舞伎を放送中。11月は2024年に歌舞伎座で上演された「十一月歌舞伎座特別公演 ようこそ歌舞伎座へ」をテレビ初放送する他、歌舞伎の名作者・河竹黙阿弥による「三人吉三巴白浪」や“獅子物”と呼ばれる華やかな毛振りが見どころの「石橋」を放送する。
■ようこそ歌舞伎座へ
・放送日:11月3日(月)昼4:00~、11月12日(水)昼4:00~ほか
中村虎之介の案内による「ようこそ歌舞伎座へ」。タキシード姿の虎之介が観客にあいさつした後は「幸四郎による歌舞伎座裏側の場」。普段は見ることのできない歌舞伎座の舞台の裏側を、松本幸四郎が映像で紹介。
続く「虎之介による歌舞伎あれこれの場」では、歌舞伎の特徴的な演技や演出を取り入れた、見どころたっぷりの場面が繰り広げられる。海外からの観客にも理解してもらえるよう、尾上音蔵が同時通訳を行い、トークゲストとして尾上松緑が登壇。
この特別公演では、写真撮影タイムが設けられるなど、例年の「十一月吉例顔見世大歌舞伎」とは趣向を変えた企画が盛り込まれた。
■三人吉三巴白浪
・放送日:11月3日(月)昼4:45~、11月12日(水)昼4:45~ほか
節分の夜更け、女と偽り盗みを働くお嬢吉三(尾上左近)は、夜鷹から百両の金を奪い取る。その様子を見ていたお坊吉三(中村歌昇)が駕籠から現れ、二人は百両の金をめぐって争いを始める。
そこへ仲裁に入ったのは和尚吉三(坂東亀蔵)。この場の出会いと同じ名を持つ奇縁から、3人は血盃を交わし義兄弟の契りを結ぶ。
■石橋
放送日:11月3日(月)夜5:30~、11月12日(水)夜5:30~ほか
唐の国の清涼山。文殊菩薩が棲むこの霊山にかかる神秘的な石橋のもとへ、獅子の精たち(中村萬太郎、中村種之助、中村福之助、中村虎之介、尾上松緑)が現れる。
牡丹の花が咲き誇る中、百獣の王と謳われる獅子の精たちは、高揚する音楽に合わせて次第に激しい「獅子の狂い」を見せると、最大のみどころである毛振りが始まる。
力強い毛振りが客席の盛り上がりを最高潮へと導き、華やかに終幕を迎える、華麗な舞踊。

