ホルモン焼きうどんと、麻婆豆腐。

しっかり食べたいなら、ホルモン焼きうどん。ごろごろ入ったホルモンに、甘辛いタレが絡んだもちもちのうどん。鉄板の上で湯気をあげながら、隣の誰かの話をBGMに口に運ぶ。

そして、なぜか麻婆豆腐。少し意外なメニューだけど、これを目当てに来る常連がいるという。ピリッと辛くて、あと引くうまさ。胃の奥が目を覚ますような味だ。
どれもこれも、しっかり“食わせる”料理。ちょっと、では終われない。
孝太郎さんという“お祭り”。
店主の孝太郎さんは、生まれも育ちも布施。布施だんじりパレードでは足代地車の運営会にも参加する、筋金入りの“お祭り男”。
店内に飾られた写真には、法被姿でだんじりを引く彼の姿。地元への愛と誇り、それがこの店の熱源になっている。

「ここは、布施の話が集まる場所なんですわ。」
地元の寿司屋の先代も、近所のスナックのママも、気づけば孝太郎さんの前に座っている。お互いの近況をぼやきながら、笑いあいながら。
