こんにちは!鹿児島県でとうもろこし・西洋野菜を栽培する農家の瀬川知香です。肌寒い季節になると食べたくなるのが「ロールキャベツ」。ただ、煮込み時間が長いのよね…。でも、大丈夫!煮込みをショートカットできる裏ワザをご紹介します。準備するのは「炊飯器」。肉ダネを包んだキャベツを入れてスイッチオンで完了。生米を入れるのもポイントです!食べ応え満点のモチモチロールキャベツを作りましょ♪
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キャベツの選び方と保存方法
キャベツ(冬キャベツ)を選ぶ際は、葉と葉の間にすき間がなく、巻きがしっかりとしたものがオススメです。軽く押して巻き具合を確認しましょう。カットしてあるものは、断面を見て芯が上まで伸びていないものを選びましょう。
保存方法は、最初に芯をくり抜きます。そこに湿らせたキッチンペーパーなどを詰め、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。こうすることで、瑞々しさを保つことができます。カットしてあるものは、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存してください。
肉ダネに秘密あり!「炊飯器ロールキャベツ」
材料(4人分)
キャベツ…4枚
玉ねぎ…1/2個
合いびき肉…250g
しめじ…100g
エリンギ…100g
生米…1/2合
トマトジュース(無塩)…20ml
水…200ml
コンソメスープの素(顆粒)…小さじ2
塩・こしょう…各適量
作り方
1. 玉ねぎを粗みじん切りにする。しめじは小房に分け、エリンギは手で裂く。

2. キャベツは鍋に湯を沸かし、サッと茹でて水気を切っておく。
3. ボウルにひき肉、玉ねぎ、米、塩、こしょうを加えよく混ぜ合わせる。4等分にして丸める。
はい、ここで生米の登場です!
肉ダネに混ぜ込むことで、もちもち食感になりますよ~。
4. 肉ダネを2のキャベツで巻く。
5. 炊飯器にトマトジュース、水、コンソメスープの素を入れ、しめじとエリンギを入れる。その上に4を乗せて炊く。
材料を全部入れたらスイッチオン!
炊き上がりました~。
キャベツがくたっとして、ほんとりトマト色♪全体に味がしみているのが分かりますね。
お皿に盛り付けて完成です。
半分に切ってみると、お肉とお米がぎっしりと詰まった断面がお目見え。
生米もしっかり炊き上がり、ボリューム満点!いつものロールキャベツを想像して頬張ると、このもちもち食感にビックリしますよ♪
お味も豚ひき肉の旨味とトマトジュースの酸味、そして甘いキャベツに包まれて絶品です。
お好みで粗挽き黒こしょう(分量外)をかけるのもオススメ。味がしまっておいしいですよ!
コトコト煮込まなくても炊飯器にお任せで作れる、「炊飯器ロールキャベツ」。
みなさんもぜひ、お試しくださいね。
茶畑の風景
こちらは真冬の茶畑の風景です。南国鹿児島といえども寒い日は訪れます。わが家は茶畑に囲まれているのですが、寒い日にはよく茶の樹の下で休憩している猫たちを見かけます。
風をさえぎり暖かいのかな?お茶摘みの準備が始まるまで、猫たちよ、ゆっくり過ごしてね~。
今後も農家として、また宿の女将として、畑の様子・宿やまちの様子を鹿児島からお届けしていきます!
★「畑旅」についてはこちら
ご利用案内 - 鹿児島県南九州市頴娃町の暮らしの宿 福のや、
https://www.fukunoya-ei.com/guide/
頴娃のお福分け
瀬川知香(せがわ ちか)さん
鹿児島生まれ、鹿児島育ち。高校卒業後、旅行業界を志し、大阪の旅行系専門学校に進学。大阪の旅行代理店、高知県の観光協会、鹿児島県内の観光系NPO法人勤務を経て2015年に南九州市頴娃町に移住。これまでの観光業での経験を活かし、宿泊施設の運営や農業体験プログラム「畑旅(はたたび)」の企画等を行う。2018年にとうもろこし農家に嫁ぎ農業にも従事するようになる。農業と観光の連携に邁進する。
★暮らしの宿 福のや、(宿泊施設案内)
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