
芳根京子と本田響矢が、10月28日に都内で開催された「東京ドラマアウォード2025」授賞式に松坂桃李、奈緒、角田晃広(東京03)、杉咲花、加藤小夏らと共に出席。作品賞<連続ドラマ部門>で優秀賞を獲得した主演ドラマ「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)への思いを語った。
■「波うららかに、めおと日和」が優秀賞を受賞
単独開催はこれが最後となる「東京ドラマアウォード」は、2008年に放送番組の海外展開を見据えた顕彰事業として国際ドラマフェスティバルが創設。従来のアウォードで重視されてきた“芸術性”“番組の質の高さ”といった基準とは異なる、“市場性”“商業性”に焦点を当て、“日本人として海外に見せたい”と思う魅力あるドラマを表彰する。18回目の今回は、三谷幸喜と有働由美子がMCを務めた。
2025年4月クールに放送された「波うららかに、めおと日和」は、昭和11(1936)年を舞台に、交際ゼロ日婚をした新婚夫婦の甘酸っぱい時間を描いた“ハートフル・昭和新婚ラブコメ”。芳根は恋愛経験、男性への免疫が全くない中、帝国海軍の瀧昌(本田)と結婚することになった江端なつ美をピュアに演じ、好評を博した。
「波うららかに、めおと日和」は作品賞<連続ドラマ部門>優秀賞を受賞し、芳根と本田はチーフプロデューサー・宋ハナ氏、演出・平野眞監督、脚本・泉澤陽子氏と共に登壇した。
■芳根「この作品に恩返しができるよう精進していきたい」
作品を代表して、主演の芳根は「このチームは『波うららかに、めおと日和』というタイトルの通り、本当に波うららかな、穏やかで温かくて、愛の詰まった大好きなチームです」とした上で、「私たちが演じた夫婦にとって『ありがとう』『ただいま』『おやすみなさい』という日常の言葉が宝物で、そんな日常の言葉を大切にしようとこの作品を通してあらためて感じることができました」と振り返った。
そして登壇者を見渡し、芳根は「みんなで集まって『うれしいね』っていうお話ができる幸せな夜を頂き、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです」と大好きなチームとの再会を喜び、「これからも日々の幸せを大切にしながら、この作品に恩返しができるよう精進していきたいと思います。本日は本当にありがとうございました」と感謝を込めた。
最後に芳根は「本田くん、問題ありますか…?」とマイクを向けると、本田は少し照れながら「あっ、えっと…はい。問題ありません」と本作で演じた瀧昌の名ぜりふで返し、会場は温かな空気に包まれた。

■「東京ドラマアウォード2025」受賞作品・受賞者
●作品賞<連続ドラマ部門>
グランプリ:「海に眠るダイヤモンド」TBSテレビ
優秀賞:「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」日本放送協会
優秀賞:「東京サラダボウル」日本放送協会
優秀賞:「ホットスポット」日本テレビ放送網
優秀賞:「御上先生」TBSテレビ
優秀賞:「夫の家庭を壊すまで」テレビ東京
優秀賞:「波うららかに、めおと日和」フジテレビジョン
優秀賞:「ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」WOWOW
●作品賞<単発ドラマ部門>
グランプリ:「スロウトレイン」TBSテレビ
優秀賞:「憶えのない殺人」日本放送協会
優秀賞:「新・暴れん坊将軍」テレビ朝日
優秀賞:「三谷幸喜『おい、太宰』」WOWOW
●ローカル・ドラマ賞
「ススキノ・インターン~マーケ学生ユキナの、スナック立て直し記~」北海道テレビ放送
「迷子のわたしは、諦めることもうまくいかない」中京テレビ放送
●個人賞
主演男優賞:松坂桃李「御上先生」(TBSテレビ)
主演女優賞:奈緒「東京サラダボウル」(日本放送協会)
助演男優賞:角田晃広「ホットスポット」(日本テレビ放送網)
助演女優賞:杉咲花「海に眠るダイヤモンド」(TBSテレビ)
脚本賞:詩森ろば「御上先生」(TBSテレビ)
演出賞:塚原あゆ子「海に眠るダイヤモンド」(TBSテレビ)
主題歌賞:King Gnu「ねっこ」(「海に眠るダイヤモンド」主題歌)
特別賞:故・西田敏行さん(俳優)
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

