主人公のツバサは鉄道好きで妻と娘と3人暮らし。ツバサが趣味に出かけ、妻が寝不足でのワンオペが続く中で娘が発熱。病院で娘が号泣し男性と口論になるも親切な人のおかげで一件落着。その直後、妻が意識をなくし緊急入院。ツバサは初のワンオペに挑戦するも娘の入浴や食事などに苦戦。さらにオムツがないことに気づき、閉店間際のベビー用品店へダッシュ。しかしオムツを履いた娘が大号泣し…。
「え、どういうこと!?」
オムツのパッケージに「ビッグ」の文字を発見したツバサ。サイズがあることを初めて知って衝撃を受けます。しかしベビー用品店はもう閉店、AIのチャットサービスに「夜中にオムツがなくなりました、どうしたらいい?」と質問し、深夜のコンビニに駆け込みます。
オムツを買い直し、そこから寝かしつけに1時間格闘し、疲労困憊。サクラちゃんは「手のかからない子」と思っていたが、それは自分が関わってこなかったからで…。
「俺が知らなかっただけなんだ」育児の大変さを実感し、自分の行いを反省










ワンオペ育児に疲弊するツバサさん。ノゾミさんの立場に立って考えてみるも、自分が育児をしなかった分もっと辛かっただろうと慮ります。サクラちゃんが夜泣きで起きてしまい「ママ」を連呼。サクラちゃんからママを奪ったことに気づき、申し訳ない気持ちでいっぱいに。何度も起きて泣いてしまうサクラちゃんのお世話をしていたら、ついに夜が明けてしまいました。
夜泣きの対応は大変ですよね。これまでずっとノゾミさんが行っていた分、サクラちゃんもママ不在でいつもより不安が大きかったのかもしれません。育児は“分担”ではなく“協働”です。夫婦が関わり合いながら進めることで、急なワンオペもスムーズにいくはずです。ツバサさんも一人で抱え込まず、身近な人や行政、サービスの力を借りながら育児に向き合ってほしいものですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター よういち

