●まとめ:法的なリスクを回避するために
「外飼い」は、それ自体がただちに違法となるわけではありません。
しかし、クマによる被害が増えている現状で、動物愛護管理法が定める「飼い主の責務」を全うするためには、屋外飼育は屋内飼育に比べて格段に多くの配慮と管理コストが必要となっています。
また、クマによる被害だけでなく、日本の夏は酷暑の傾向が強まり、冬も地域によっては厳寒です。また、台風やゲリラ豪雨も頻発します。このような環境下で、24時間365日、犬の「健康と安全」を屋外で確保し続けることは、地域によっては非常に困難になっています。
「#犬をしまえ」という声は、当然ながら法的な強制力を持つものではありません。
しかし飼い主が動物愛護管理法の精神である「動物の命を尊重し、適正に扱」えているのかが、時代による価値観の変化や、外飼い自体の危険性の変化もあって、大きな問題となっているのでしょう。

