
矢尾いっちょさん(@1203Yao)の創作漫画『恋する最終決戦』は、勇者と魔王のラストバトルという王道展開をラブコメとして描いた短編作品だ。戦う直前までの殺伐とした雰囲気はどこへやら、勇者は小学生男子のような強がりで照れ隠しを見せ、かたや魔王は「仲良くしてやってもいいけど!?」とツンデレな振る舞いをする。お似合いな二人と、仲間や魔王の側近による冷静なツッコミやサポートも加わり、掛け合いが笑えるラブコメとなっている。本作について作者の矢尾いっちょさんに話を聞いた。
■「歴代キャラで断トツ」魔王のビジュアルへのこだわり



本作のキャラクターや雰囲気作りで意識した点について、矢尾いっちょさんは「魔王のビジュアルにはかなり気を使いました」と語る。「魔王としてのカリスマ性を感じさせるデザインであればあるほど、恋する乙女としてのギャップに魅力が出ると感じていたので、歴代キャラの中でも断トツに時間がかかったかもしれない」と、創作活動の舞台裏を告白した。作品の顔と呼ぶべきキャラクターだったので、読者から褒めてもらえたときは非常に嬉しかったと振り返る。
キャラクターの表現で魅力を作る際に心がけている点については、「魔王が勇者の提案にうなずくシーンも最初はもう少し意地のはった物言いを予定していました」とコメントした。最後のシーンまでシナリオを詰めた際に、「もっと素直な反応でもいいかな?だったら思い切ってデフォルメで描いてみよう」という形で落ち着いたそうだ。
■アクションシーンへの挑戦と今後の展望
技法やアプローチの部分で挑戦されたポイントについては、「勇者と魔王の痴話げんかから互いに剣を交えるシーンは、いつも描き慣れてる世界観からかけ離れたモノだったので、上手く描ける自信はなかったのですが思い切って挑戦したシーンです」と明かした。「アクションのある漫画も今後はより積極的に挑戦し、自身の表現により多くの幅を持たせることができればと思っています」と、今後の展望を語った。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。製品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格が異なる場合があります。

