小学生のカノンちゃん、ココネちゃん姉妹を育てるトモコさんは、ある日長女のカノンちゃんから唐突に「ママは私が男の子だったらもっと嬉しかった?」と聞かれて驚きます。話を聞くと、以前おばあちゃんから「男の子だったらもっと嬉しかった」と言われ、それ以来「女の子でごめんなさい」と思っていたというのです。カノンちゃんを傷つけた義母に怒りを覚えながら、トモコさんは3姉妹の長女だという理由で結婚の挨拶のときから義母に良く思われていなかったことを思い返しました。義母は、トモコさんは長男の嫁なのだから実家よりも嫁ぎ先を優先するのが当たり前、嫁は自分の言うことを聞くのが当たり前という考えで、ユウタさんとトモコさんの結婚式についても二人の意見よりも自分の意見を押し通します。結婚式はトモコさんの両親たちも来れる場所でやるつもりだった二人ですが、義母は自分たちの地元でやるようにごり押し。結局、結婚式は予定通り二人で決めた場所でやることになったものの、義母に押し切られユウタさんの地元でも披露宴をすることに。ユウタさんは何度も義母に反論してくれましたが、これ以上義母と揉めたくなかったトモコさんは義母の言う通りにすることにしました。それからしばらくして、義母はトモコさんに電話で結婚式の日取りを確認。トモコさんが日程を伝えると、義母はその日を披露宴にするから結婚式の日程を変更するように言いました。電話を代わったユウタさんが日程変更はしないと伝えると義母は激怒。言い合いになる二人を見ていられなくなったトモコさんは、また義母の言う通りにするのでした。
結婚前から義母と揉め事の連続。この先が不安・・。

結婚式の日程を義母に伝えると、義母はその日に披露宴をするから結婚式の日程を変更するよう言ってきました。夫が日程変更はできないと伝えるも、義母は激怒し夫と言い合いに。これ以上義母と揉めたくないと思った私は、義母の言う通りにすることにしました。
義母との電話を切った夫が「ごめん。母さんを説得できなくて」と謝るので、「ううん。大丈夫。お義母さんとユウタの仲が悪くなるのも嫌だし」と言いましたが、「でも、トモコに無理させてると思うと・・」と申し訳なさそうな夫。

私は夫を心配させたくなくて「我慢できなくなったら言うから。まだ・・ね」と笑顔を作って言いました。「うん。ごめん。僕が止めるのが一番なはずなのに」と落ち込む夫を責めることはできず、私は「昔からだと・・難しいよね」と言いました。

「結婚式が終わったらもううちの実家には関わらないようにしよう」と夫が言ってくれ、「それだとありがたいかな。ごめんね」と夫の言葉をありがたく受け取りました。

結婚前からこんなに揉めるんだ・・。夫には大丈夫と言ったものの、まだ結婚式も終わっていないのに、この時点でもう義母とうまくやっていける自信がありません。ユウタとは一緒にいたいけど、この先、不安の方が大きいな・・と不安が募りました。

その後、披露宴はお義母さんの希望通り、結婚式は私たちの希望を通して無事に終えることができました。
義母と揉めるのも、義母とユウタさんが揉めるのも嫌だったトモコさんは、結婚式の日程を変更するよう言う義母の意見に従うことにしました。義母を説得できずトモコさんに無理をさせていることを謝るユウタさんに、「我慢できなくなったら言うから。昔からだと難しいよね」と理解を示すトモコさん。ユウタさんは、結婚式後はもう実家に関わらないようにしようと言ってくれ、トモコさんは申し訳ないと思いつつもホッとしましたが、結婚式だけでこれほど義母と揉めることになりこれからのことを不安に思いました。その後、披露宴は義母の希望通り、結婚式はトモコさんたちの希望を通して無事に行われました。
結婚の挨拶から結婚式までの短い間だけでもこれだけ揉めてしまうと、この先が不安で堪りませんよね。ユウタさんの言葉通り今後は義実家と関わりを持たずに平穏に過ごせるといいですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。
![披露宴だけでこんなに揉めるなんて。結婚前から既に義母との今後が不安。男の子を産めない嫁は失敗[10]|ママ広場マンガ](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/27/2025/10/1761725053908_ku9vgp240f.jpg?maxwidth=620)
