常連がそっと教えてくれる、“おまかせ3種盛り”

「それ、頼んだ方がいいよ」と隣の席から声がかかった。どうやら“裏メニュー”らしい「おまかせ3種盛り」。その日は、島らっきょとミミガー、そしてラフテーの盛り合わせだった。
日によって内容は変わるそうで、まさにカズさんの“気まぐれ便”。それでもどの皿にも共通しているのは、手間がかかってるってことと、ちゃんと酒の隣にある味ってこと。
実はこの裏メニュー、SEKAI HOTEL Fuseのゲスト限定で頼めるんだとか。なんだかちょっと得した気分になる。
島のゆるさと、大阪のオープンマインド
カウンターで泡盛を飲んでいたら、奥の方から急に三線の音が鳴り響いた。酔いの回ったカズさんが「ちょっと聞いててね〜」と照れ笑いしながら唄い始める。店中が拍手と笑いに包まれた。知らない人同士なのに、ここではみんながどこか“顔見知り”みたいだ。

大阪も沖縄も、“見知らぬ人と気軽にしゃべる”という文化がある。垣花家には、その両方のあたたかさがあるように思う。気づけば隣の人と飲み交わし、次の店の話をしていた。
