どうしよう、長男がいなくなった?!
大急ぎでもう一度エレベーターの「上」ボタンを押し、エレベーターを呼び戻しましたが、到着したエレベーターには長男の姿が見当たらず。「11階で降りたってこと?」と思い、心臓をバクバクさせながらあわてて11階まで向かった私。エレベーターが11階に近づくにつれて、泣き声がどんどん大きくなり、長男がまだ11階にいるのだとわかりました。
11階に到着すると、住人と思われるご年配の女性が、長男の手をつないでなだめてくださっていました。お礼を伝えると、「下に降りようと思ったら、この子がひとりでエレベーターで上がってきたから驚いたよ。泣いていたし、きっとお母さんが来るだろうと思って、一緒に待っていたんだよ」とのこと。私はこの方がずっと長男に寄り添ってくださっていたことがわかり、ホッとし、深々とお礼を言いました。
偶然にも親切な方が長男を保護してくれたので、大事故につながらずに済みました。いつも気をつけていても、ほんの一瞬子どもから目を離した隙にトラブルが起こることを痛感し、反省した私。エレベーターに乗るときはもちろん、どんなときも子どもから目を離さないでいようと心に誓った出来事でした。
著者:小川 朝美/30代女性/2015年男児・2017年男児・2019年女児の育児をしつつ、医療技術職として働くママ。子育て経験談や趣味について執筆するライターとしても活動中。電車大好きな息子たちの健忘禄として鉄道ブログも執筆している。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

