ヤマト運輸の公式LINEと“猫語”でやりとりしていたら……。楽しい会話のラリーに突然、終わりが訪れてしまったときの画像が2月、X(Twitter)に投稿され話題に。ねとらぼの記事でも紹介して大きな反響を呼びました。ねとらぼ編集部は、ヤマト運輸にあらためて同公式LINEの機能などについて詳しく聞きました。
“ヤマト運輸”の頭をなでようとした結果……
当時話題になったのは、Xユーザー・弱者(@helpme_xiao)さんのポスト。ヤマト運輸の公式LINEアカウントは、以前から「ニャ」や「ニャン」を付けてユーザーが話しかけると“猫語”で返信してくれることで知られており、投稿主さんは家で猫が飼えない代わりにヤマト運輸を“飼っている”としていました。
まるで飼い主さんが愛猫に話しかけるように公式LINEアカウントに対してメッセージを送り、お互いに「にゃー」「にゃ~」「にゃん」「にゃ!」「にゃ、にゃにゃにゃにゃーにゃにゃ、にゃん」と平和なラリーで癒やされていたとき、その瞬間は訪れました……。会話する流れのまま、投稿主さんがうっかり「よーしよし」とナデナデするような文を送信したところ、それまでのノリから一転、「『日時変更』『荷物問い合わせ』などご用件を入力してください」と返されてしまったのでした。幸せな夢から覚めたときのような喪失感がすごい……。
文面から“猫語”ではないと判断した公式アカウント。その意味では正しい返信内容でしたが、急に事務的な対応をされてしまった投稿主さんは「『にゃ』を忘れると急に冷静に返されるのしんどい」とコメント。ネットでは「素に戻られた時のツンっぷりよ……」「こういうの好きw」「私もヤマト運輸飼ってる」といった声が上がり、真似して試してみたユーザーも続出。「知らなかった!」「やってみたらほんとだった(笑)」「楽しい」などの反響が集まりました。
公式LINEの機能に関してヤマト運輸に聞いてみた
このポストは現在900万回以上表示され、“いいね”は約27万件を獲得。話題になった公式LINEアカウントについて、ねとらぼ編集部がヤマト運輸にお話をうかがいました。
――猫語LINEの機能をつけた理由を教えてください
ヤマト運輸担当者:ねこ語は、開始当初から対応していたわけではなく、2016年11月にヤマト運輸がLINEスタンプを配布した際、スタンプに合わせた応答機能を始めたのがきっかけでした。当初は、ユーザーが「ありがとう」というスタンプを使うと「ありがとにゃ」と返すような、決まった言葉だけを返すようにしていました。この機能が反響を呼び、スタンプを使わない会話でもねこ語対応を検討し、2017年2月に導入しました。
――意外と知られていないヤマト運輸LINEの機能などはありますか?
ヤマト運輸担当者:『宅急便をスマホで送る』のサービスでLINEの匿名発送機能がございます。SNS上で物々交換したり、バーチャルな趣味で繋がった人に贈り物を送る時に便利です。
※「宅急便をスマホで送る」サービスでのLINEの匿名配送は、クロネコメンバーズにログイン後、お届け先設定で「LINEでリクエストする」を選択後に「匿名配送を利用する」にチェックすると利用可能です。リクエストはLINEの友だちなら可能で、着払い・クール宅急便は利用できず、荷物1個につき別途110円のオプション料金がかかります。
――SNSでの“バズ”は想定どおりだったのでしょうか?
ヤマト運輸担当者:お客さまのサービス体験を、ただ受け取る・送る際の利便性を向上させるだけでなく、情緒的にも価値を提供したいと思って出たのが「ねこ語」なので、ソーシャル上で色々な方が体験を共有するところまでは全くの想定外です。
猫好きにはたまらない機能を2017年に検討・導入したヤマト運輸ですが、ヤマトグループの公式YouTubeチャンネル(@yamato_transport)では、さらに癒やしと笑いにあふれたコンテンツを発信中。「ネコはどうやって飼い主の帰宅を予知しているの!?」「猫吸いで最も人気がある部位はどこなのか!?」「ネコがいちばん好きなクラシック音楽の楽曲は!?」など、どう考えても愛猫家の“中の人”が企画したのでは? と思ってしまうような検証動画が人気を集めています。
画像提供:弱者(@helpme_xiao)さん

