『猫のキモチ』を読み取るためのポイント3つ 見た目の変化や仕草からわかる愛猫の心理とは?

『猫のキモチ』を読み取るためのポイント3つ 見た目の変化や仕草からわかる愛猫の心理とは?

1.繊細で豊かなしっぽの動き

しっぽをピーンと立てるベンガル

愛猫の気持ちがいちばん表れやすいのは、しっぽの動きです。

猫は、人間の言葉の代わりに、変幻自在にしっぽを操ることで、さまざまな気持ちを伝えてくれます。

一例を挙げると、ピーンと元気よく立っているときは、「上機嫌」、反対に、パタパタと左右に忙しなく振っているときは、「不機嫌やストレス状態」の意思表示です。

この他にも、身体に巻きつけたり、後ろ脚に挟んだりしているときは、「警戒や恐怖」、水平状態を保ったまま、先っぽだけをゆらゆら揺らしているときは、「集中(もしくは迷い)」などもあります。

猫のしっぽの繊細かつ豊かな動きは、漫画で言えば、フキダシのようなものです。その時々の猫の気持ちがストレートに表れています。

飼い主さんの帰宅後、しっぽをピーンと立てながらお出迎えに来たときは、「ヤッター!やっと会えた!」、爪切り時のしっぽパタパタは、「いい加減にしてちょうだいよ!」。

しっぽの変化を通じて、意外に冗舌な愛猫の本音が浮かび上がってきます。

2.人間との関わりで学んだ鳴き声

鳴き声を上げる子猫のアビシニアン

しっぽの動きと同様に、鳴き声の変化もまた、猫の心理を読み解く際の大事なポイントです。

甲高い調子で「ニャー!」と鳴けば、何らかの要求(ゴハンやスキンシップ、おもちゃ遊びなど)のサインで、鬼気迫る様子で「シャーッ!」と鳴けば、「これ以上近寄ると、容赦しないぞ!」という威嚇を表現しています。

また、飼い主さんの不在時に、やや低めのトーンで「ニャーオ」や「ミーオ」と長めに鳴くときは、「寂しいよ…不安だ…」といった心理状態です。

逆に、飼い主さんにやさしく撫でられて、ゴロゴロ音を響かせているときは、「この上なく幸せ…」と最高の気分に浸ってくれています。愛猫のゴロゴロ音は、飼い主さんにとって至福のメロディーでしょう。

ただ、猫はひと筋縄ではいかない動物で、同じゴロゴロ音でも、状況によって意味が変わってきます。不安やストレス、要求を含んでいる場合は、ゴロゴロのピッチが速く(何となく忙しい感じ)、トーンがやや高くなります。

ちなみに、猫はもともとあまり鳴かない動物で、現在の飼い猫のように頻繁に鳴くようになったのは、人間と暮らして以降のことだと言われています。人間相手に鳴くと、ゴハンをもらえたり、撫でられたり、自分の利益になることを学習した結果です。

提供元