無事、離婚成立
数分後、警察官が数名、幼稚園の前に到着しました。ユウイチは、警察官の姿を見るとさらに激昂しました。
「なんで俺が悪いんだよ!人生を潰されたのは俺だ……!」
警官を前に暴れるため連行されていくユウイチの姿を、私はただ冷めた目で見つめていました。彼の言葉の端々に表れる自己中心的な考え方と、一切の反省がない態度を見て「逃げて正解だった」と心の底から痛感しました。
彼の隣で生きていても、私たちが幸せになる未来は、どこにも存在しなかったのです。
それからしばらくして、ユカが幼稚園に行っている間に、私はハルナと以前にも会った喫茶店で再会しました。
「離婚が成立したよ」
私が報告すると、ハルナは自分のことのように喜んでくれました。離婚調停は、やはり一筋縄ではいきませんでしたが、信頼する弁護士のおかげで、ユウイチの不当な要求はすべて断ることができました。私が記録していた詳細なモラハラ日記と、ユウイチが幼稚園前で逆ギレした際の警察への通報記録も、有利に働いたようでした。
「本当によかった。ミユ、よく頑張ったね」
ハルナは私の手を握ってくれました。その温かさに、私は再び涙が出そうになりましたが、今度は悲しみの涙ではなく、安堵と感謝の涙でした。私は窓の外の青空を見上げ、深く息を吸い込みました。
「これからは、ユカと2人で助け合いながら生きていく。それが、私の新しい人生よ」
私は、愛する娘と、かけがえのない友人の存在を胸に刻み、力強くそう誓いました。
あとがき:結局モラハラ男は変わらない
無事離婚が成立し安堵の結末を迎えることができました。
夫のモラハラから逃げ出すことができたミユの未来が、明るいものになるといいですね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: kgrddm
(配信元: ママリ)

