「今日こそはパパが迎えに行ってくれるはずだったのに…」
仕事や家事をバタバタと終わらせ、時計とにらめっこしながら待つ妻たちの心臓を打ち抜く、夫からの冷たいメッセージ。「ごめん、残業で間に合わない」 「急な飲み会が入っちゃった」 「頭が痛くて動けない…」
今、この“パパによるお迎えドタキャン”を指す「お迎えキャンセルパパ」というスラングが、育児中のママたちの間で爆発的な共感を呼んでいます。
「わかる!」「うちの夫もそう!」と怒りや諦めが渦巻くこのミームの背景には、現代の共働き夫婦が抱える、切実な”見えない負担”と“認識のズレ”がありました。
「お迎えキャンセルパパ」って?ママの心に刺さる言葉の正体
「お迎えキャンセルパパ」「お迎えキャンセルパパ界隈」とは、幼稚園や保育園のお迎えを、パパが自分の都合(残業、飲み会、体調不良など)で直前にキャンセルしてしまう現象を指すネットスラングです。若者の間で流行した「風呂キャンセル界隈」などの派生形で、2025年10月下旬に投稿が急増。
この言葉がママたちの心に刺さる最大の理由は、「これはうちだけの悩みじゃなかったんだ!」という連帯感と、「ユーモアで昇華したい」という切実な願いがあるから。
ドタキャンされて慌てて園に走るママたちのリアルなフラストレーションを、クスッと笑える形で共有する“共感インフラ”として機能しているんです。

