「マジで腹立つ」「子どもが可哀想…」SNSで話題の《お迎えキャンセルパパ》とは?ママたちが怒り心頭のワケ

「マジで腹立つ」「子どもが可哀想…」SNSで話題の《お迎えキャンセルパパ》とは?ママたちが怒り心頭のワケ

【Case 1】「残業→飲み会→寝落ち」のフルコンボ

「朝『絶対迎えに行く!』と約束したのに、18時『残業』、18時半『上司に誘われたから飲み会』と連絡。結局21時に帰宅して即寝落ち…。子どもは園で1時間待たされ、私は大慌てで迎えに行った後、イライラで夕飯作り」

→ 約束を軽視し、自分の予定を優先する姿勢に怒りMAX。

【Case 2】タイムリミット30分!間に合うわけない“直前キャンセル”

「朝に約束。16時半に夫から『残業が長引きそうかも…』と弱気なLINE。そして17時半、幼稚園のお迎え時間まであと30分に迫ったところで『ごめん、やっぱり行けなくなった』の決定打。私の現在地から幼稚園までは車で1時間。どうするんだ、この状況を」

→ 時間調整の放棄と、ママの余裕を一切奪う直前連絡に激しい怒り。

【Case 3】まさかの「忘れていた」!園の先生からの視線が痛い

「仕事中にパパから『あ、迎えの日だったっけ?今会議中』と信じられないLINE。私が仕事を切り上げて迎えに行ったら、園の先生に『またママさんですね』と言われ、胸が張り裂けそうになった」

→ 夫の認識の甘さと、外部(園)からの無言のプレッシャーに心が傷つく。

家庭円満のために。夫に「キャンセルゼロ」を促す伝え方

 怒りだけでは解決しません。冷静に、そして効果的にパパに「変わってほしい」と伝えるための3ステップを試してみましょう。

ステップ1:感情と事実を分けて伝える

まず大事なのは、夫を責めることではなく、起きた事実とそれに伴う感情を分けて伝えることです。

OKな伝え方:「今日も迎えに行けなかったのは、仕事が忙しかったからだよね。でも、子どもが『パパは?』って泣いてたのを見て、私も胸が痛かった」

ステップ2:具体的な代替案を提案する

ただ「キャンセルするな」と言うだけでは、夫も困ってしまいます。「どうすれば解決するか」という具体的なルールを、夫の負担にならない範囲で提案しましょう。

OKな伝え方:「残業が長引きそうなら、16時までにLINEで連絡してほしい。早めにわかれば、私も調整しやすいよ」

ステップ3:感謝+ポジティブな未来を描く

夫のモチベーションを下げるのではなく、過去の成功体験を褒め、前向きな未来を共有することで、自発的な行動を促します。

OKな伝え方:「先週、迎えに来てくれた時は子どもがすごく喜んでたよ。来週も1回でも一緒に迎えに行けたら、家族の笑顔が増えるね!」

ママたちの怒りは、家庭の未来を変えるメッセージ

「お迎えキャンセルパパ」は、単なるSNSのネタではありません。それは、「ママ一人に育児負担を押し付けないで」という、現代の共働き夫婦が抱える構造的な課題を可視化したメッセージです。

 ユーモアで包みながらも、子どもの時間と母親の負担を訴える声は、家庭内で話し合うきっかけを与えてくれています。

 夫婦で小さな約束を積み重ね、「キャンセルゼロの日」を目指すこと。それが、家族全員が「自分らしい」笑顔で過ごすための、確かな一歩となるはずです。

(LASISA編集部)

配信元: LASISA

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