
畑芽育となにわ男子・大橋和也がW主演を務めるドラマ「君がトクベツ」(毎週火曜深夜1:28-1:58ほか※初回のみ深夜2:03-2:33ほか、TBSほか/ディズニープラス スターでの見放題独占配信あり)の第1話が9月16日に放送。さほ子(畑)の視点がメインだった映画とは違い、ドラマ独自の皇太(大橋)視点で描かれる展開に多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
■「君がトクベツ」とは
本作は、同作は、「ヒロイン失格」「センセイ君主」「あたしの!」(全て集英社マーガレットコミックス刊)など、数々のヒット漫画を生み出す幸田もも子の最新作「君がトクベツ」を原作にしたラブコメディー。6月には同名の実写映画が公開されており、テレビドラマ版ではドラマでしか見られない皇太目線のストーリーや、さほ子と皇太のその後の話もたっぷりと描かれる。
イケメン嫌いの“陰キャ”女子・若梅さほ子を演じるのは、映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(2023年)、映画「うちの弟どもがすみません」(2024年)やドラマ「9ボーダー」(2024年、TBS系)、「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私」(2024年、日本テレビ系)など、子役時代から数々の話題作に出演し、強い存在感を放つ畑。
国民的アイドル「LiKE LEGEND」のリーダー・桐ヶ谷皇太を、なにわ男子のリーダーとして活躍する一方、「民王R」(2024年、テレビ朝日系)や「リベンジ・スパイ」(2025年、テレビ朝日系)などに出演し、躍進中の大橋が演じる。
キャストは畑と大橋のほかに、「LiKE LEGEND」のメンバー・遊馬叶翔をFANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマー・木村慧人、来栖晴をM!LK・山中柔太朗、榛名優生をDXTEEN・大久保波留、成瀬一生をMAZZEL・NAOYAが演じる。また、叶翔に片思いする七瀬えみかに矢吹奈子が扮(ふん)し、映画「君がトクベツ」で本人役を演じた遠藤憲一、アンミカ、藤田ニコルもドラマで再登場する。
■さほ子はアイドルの皇太に冷たく接するが…
超人気アイドルグループ「LiKE LEGEND」のリーダー・桐ヶ谷皇太は、天性の輝きでファンを魅了する完璧な存在。だが、そんな皇太は過去のトラウマから「特別な人は作らない」と心に誓っていた。
ある日、皇太は愛想のない定食屋の店員・若梅さほ子と出会う。さほ子のことを自分のファンだと思い込む皇太だったが、彼女は「私はあなたのファンでもなんでもない!」とキツい言葉を皇太にぶつけて冷たい態度を取るのだった。
それ以来、なぜかさほ子のことが気になって仕方がない皇太。一方、さほ子は過去のつらい恋の経験から、「恋は一生しない」という揺るぎない思いを抱えていた。
そんな中、さほ子が高校時代の同級生に絡まれているのを目撃した皇太は、とっさに「オレの彼女に何か用?」と彼女を抱きしめるのだった。
■皇太視点で描かれるストーリー展開に「おもしろい」の声
番組冒頭から、皇太視点でストーリーが展開したことで視聴者を驚かせた本作。映画はさほ子の視点がメインだったが、ドラマでは映画で描かれなかった「皇太の心境」を知ることができ、「君がトクベツ」ファンや視聴者の心をつかんでいた。
SNSでは「皇太目線なのマジでよい!」「映画で描かれなかったシーンあって嬉しい」「映画の答え合わせみたいでおもしろい」「皇太がその時どう思ってたか知れるのうれしいなー」「皇太くんは序盤からさほ子ちゃんのこと好きだったんだね」などの声が多く上がり、深夜帯の放送にも関わらずX(旧Twitter)のトレンド1位にランクインしていた。
映画「君がトクベツ」は現在ディズニープラスで独占配信されているため、未見なら映画版を見てから第2話以降を楽しむのもお薦めだ。
◆文=奥村百恵

