3人に1人が「小学校低学年以前」から不調を実感、小学生からが6割を占める

Q2:「朝起きづらい」と感じ始めたのは何歳(何学年)ごろですか?
小学校低学年以前:33.7%
特に感じていない:16.0%
小学校中学年ごろ:14.4%
小学校高学年ごろ:12.8%
中学1年ごろ:12.3%
その他:10.8%
「小学校低学年以前」から朝の不調を感じている家庭が3割を超え、発症の低年齢化がうかがえます。また、小学校高学年から中学2年ごろまでに「朝起きづらさ」を感じ始めた家庭も、全体の約3割(30.9%)にのぼりました。
成長期における心身の変化を理解し、家庭でも無理のない生活リズムづくりを意識することが重要です。
原因は「就寝時刻が遅くなった」が最多、スマホ利用など生活変化も影響

Q3:起きづらくなった要因として考えられる、その頃の生活習慣の変化を教えてください
就寝時刻が遅くなった:28.6%
スマホやタブレットを持つようになった:17.2%
ゲーム時間が増えた:12.1%
特に変化はなかった:9.5%
ストレスを感じるようになった(勉強・友人関係など):9.1%
その他:23.5%(習い事が増えた:7.6%、部活動を始めた:6.6%、学習塾に通い始めた:5.9%、など)
最も多かったのは「就寝時刻が遅くなった」で約3割。スマホ・タブレット利用やゲーム時間の増加など、夜型化を招く生活習慣が上位に並びました。
一方で「ストレス」「習い事・塾」など、心理的・環境的負担を指摘する声もあり、生活リズムだけでなく子どもを取り巻く環境変化が複合的に影響していることがうかがえます。
